投資している企業から配当金を受け取るとうれしいですよね?

投資して株を持っているだけで、何もせずに自動的にサラリーマンの収入とは別にお金が振り込まれるのですからうれしいものです。

安定した配当金を受け取れることで、生活がより安定します。

奥さんになにかプレゼントを買ってあげたり、食事に行ったり、家族もハッピーになります。

ただ、高配当銘柄にはリスクがあります。

実際に渡しも高配当銘柄に投資していて「こんなはずじゃなかったのに!」と思うことがよくあります。

そのような高配当株投資の失敗経験を踏まえ、高配当銘柄のリスクを避けて安定的に配当を受け取る方法について紹介します。

本記事の対象と読んで得られること
    • 対象:配当金を安定的にもらい、生活を安定させたい投資家
    • 得られること:高配当銘柄のリスクとそれを避ける方法がわかります。
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高配当銘柄のリスクは何か?

高配当銘柄が高い利回りの配当を出す理由は以下の4つです。

  • 配当を高くして投資家を呼び込み、高い株価を維持したい
  • 成長余地に限りがあり、事業投資によってお金を使えない
  • 儲かりすぎていて、巨額の成長投資をしてもお金が余ってしまう
  • リートのように、商品の特性上収益はほとんど配当しないといけないルールがある

ここで、

  • 高い配当を維持しないと株価を維持できない銘柄
  • 事業成長の余地があまりないので、資金を配当せざるを得ない銘柄

はかなり危険です。

配当の原資は利益ですので、収益が悪化してくれば配当は削減せざるを得ません。

高配当であるために高い株価が維持されている場合は、配当削減により株価は暴落する可能性が高いです。

また、事業自体に成長の余地がない場合は、収益が縮小に転じる可能性もあり、この場合も配当が削減される可能性があります。

危険な高配当企業を見分けるキーワードは、

  • 低成長
  • 収益力が低い
  • 配当性向が高すぎる

の3つです。

これが3つ当てはまる高配当企業は危険です。

配当が削減されるリスクがあり、その場合株価が大きく下落するリスクがあります。

例えば、青山商事はこの3つが当てはまります。

  • 低成長:売上高は前年比マイナス 1.5%
  • 収益力が低い:当期純利益は売上高の2.7%と低収益
  • 配当性向が高すぎる:配当性向70%、連結総還元性向100%(青山商事のIRページより)

この場合、配当支払いの余力があまりないので、収益が悪化した場合、あるいは会社の予定通りの収益を上げられなかった場合、減配のリスクがあります。

最近の減配のケースでは、2019年5月に日産自動車が一株配当を17円削減し40円にし株価が大きく下落しました。

高配当銘柄では他でも同じようなことが起こりえます。

もちろん、会社の成長施策がうまくいって事業成長が実現できる可能性はありますが、上記リスクについては認識しておくべきでしょう。

高配当銘柄の3つのリスクに当てはまる銘柄に投資するときには要注意です。

高配当銘柄のリスクを避け安定的に配当を受け取る方法

高配当銘柄の3つのリスクを認識した上で、我々はどのように投資したらいいのでしょうか?

方法は4つあります。

ちなみに、リストの下に行くほどリスクが低くなります。

    • 連続増配銘柄に絞って投資する
    • 高配当株ETFに投資する
    • 連続増配株ETFに投資する
    • Jリートに投資する

連続増配銘柄に絞って投資する

個別株で配当投資をするなら、過去に長年に渡って毎年配当金額を増やしている銘柄に投資することでリスクを避けることができます。

高配当銘柄の一番のリスクは減配なのですから、少なくとも過去長期間に渡って増配している銘柄であればリスクは低いという考えです。

日本の連続増配銘柄については、以下のアエラの記事を参考にしてみてください。

<連続増配>企業のランキング7

連続増配銘柄投資の問題点は投資時点では配当利回りが引くことです。

数年増配を続けていけば十分な配当利回りになるとは思いますが、今すぐ高い配当利回りがほしいという投資家にはあまり向きません。

逆に長期間に渡って株価上昇を期待しつつおまけに配当を安定的にほしい、という投資家には連続増配銘柄はとてもおすすめです。

高配当株ETFに投資する

高配当株のETFに投資してもいいでしょう。

ETFでは複数の高配当銘柄に分散して投資していますので、たとえ一つの銘柄で業績悪化により配当が削減されても全体へのインパクトは軽微です。

高配当株ETFについては以下の記事で紹介していますのでご参考までに。

連続増配株ETFに投資する

連続増配株のETFに投資すると更に減配のリスクが軽減できます。

残念ながら日本市場では連続増配株ETFはありませんので、米国のVanguard Dividend Appreciation ETF (VIG) に投資することになります。

Google Financeによると、配当利回り1.94%とまあまあです。

ただし、米国上場銘柄なので、米国側の源泉課税と日本での20%の課税が二重課税になります。

外国税額控除を申請しない場合利回りが非常に低くなってしまうので、外国税額控除手続きをデキる人に連続増配株ETFをおすすめします。

Jリートに投資する

私も二年以上Jリートに投資してきていますが、Jリートは分配金利回りが非常に安定しています。

現在の低金利の状況下という限定条件ではありますが、大きな配当の削減はいまのところみたことがありません。

安定的に配当を受け取るのであれば、高配当株よりも明らかにリスクは少ないでしょう。

Jリート銘柄を組み合わせることで毎月分配金を受け取ることもできるので、配当狙いだけであればJリートへの投資がおすすめです。

問題は、Jリートは極端には値上がりはしないということです。

株の場合、短期で株価が倍になることも日常茶飯事ですが、Jリートの場合はまず短期的に株価が二倍になるなんてことは考えにくいです。

配当と同時に株価上昇益も狙いたいのであれば、高配当株・連続増配株のほうがおすすめです。

まとめ

私自身もですが、高配当という言葉には大きな魅力があります。

配当利回りが高いからという理由で株に投資して何度大きな損失を食らったことか。

そして、いまでも日本たばこ産業、オリックス、青山商事、帝人、三菱ケミカルといった高配当銘柄をホールドしています。

同じような投資家は多いのではないでしょうか。

「高配当を理由に投資して、業績悪化で株価下落し、配当以上の含み損を抱える」というこの状況はなんとか打開しないといけません。

高配当株について記事を書いておいてこんなことをいうのは元も子もないですが、

  • 配当狙いであればリート
  • 株価値上がり益狙いであれば、配当は全く気にせず無配当でも高成長銘柄に投資する

こういった割り切り方をしてもいいと思います。

二兎を追う者は一兎をも得ずです。

それでも、高配当銘柄に投資したいのであれば、ETF経由で投資してはどうでしょうか。

高配当銘柄の配当は非常に魅力ですが常に業績悪化と減配のリスクと隣り合わせです。

高配当銘柄に投資するときには業績悪化・減配による株価下落のリスクをできるだけ抑える手段を取り、できるだけ自分の資産を守りつつ安定的に配当を受け取っていきましょう。

SBI証券
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