40代がすべき老後の準備は何だと思いますか?

年齢が40代にもなってくると「これからの人生をどう生きるか」をよく考えるようになります。

会社の定年が60歳だとすると、定年退職まであと20年も残っていません。

20代の頃は定年なんて考えもしなかったですが、あっという間に定年が来るんでしょう。

会社に入ったときの先輩や上司が定年などで退職するたびに、「私は老後どうしようかな」と考えます。

老後に向けての準備というと、老後資金の準備がまず頭に浮かびますよね。

でも、実はお金の準備って老後の準備のうちの一つでしかありません。

今回は40代がすべき老後の準備について説明します。

40代が老後に向けて準備すべき4つのこと

40代が老後に向けて準備すべきなのは。最低限

  • 資産
  • 筋肉
  • 趣味
  • 自分のビジネス

の4つです。

老後に向けて40代から資産を準備する

今の時代私のように退職金が殆ど出ない会社に勤めている人も多いでしょうから、老後の生活資金は基本的に長期間掛けて自力で準備する必要があります。

とはいえ、お金面ではちゃんと考えている人も多いでしょうから、今回はあまり触れません。

当ブログの以下の記事も参考にしてみてください。

老後に向けて40代から肉体改造をする

人間は何もしていないと30代後半から肉体が急速に衰えていきます。

急速におじさん体型になる人っていますよね。

肉体が衰えていくと気力も衰えていきますので、40代になったら筋トレと食事管理で肉体改造をする必要があります。

これにより、人生100年時代における40代以降の仕事や生活のための体力を作っていきます

よく野球選手やサッカー選手がオフに基礎体力トレーニングをしてシーズンに臨みますが、サラリーマンも仕事や生活に望む際には体力が非常に重要です。

プロとして仕事に望む以上、スキルや経験も重要ですが、体力も重要です。

年齢的に40代から体力が衰えてくるのなら尚更気合を入れて肉体改造に取り組みましょう。

使う費用としては年収の5%程度が目処になります。

年収800万円なら年40万円、年収500万円なら年25万円程度をの支出です。

可能なら奥様も一緒に肉体改造に取り組めば、夫婦仲も良くなって一挙両得です。

夫婦で一緒にやるときの費用の目安は、世帯年収の5%を目処に使いましょう。

これからの人生を力強く生き抜いていくために体力づくりは非常に重要な要素ですので、ここでお金をケチるのはおすすめしませんよ。

40代から一生楽しめる趣味をやる

老後になって会社通勤をしなくなると毎日やることがなくなり、テレビやYoutubeを見て一日暮らすなんていう事態に陥る可能性があります。

よくテレビで生活に困った老人の一日が紹介されていますが、売れ残りの安い弁当を食べテレビを一日見るだけの生活っていうパターンがよくありますよね。

死ぬまで5年〜10年程度そんな生活ならなんとか耐えられると思うのですが、人生100年時代にはそんな生活が数十年続いてしまう可能性があります。

高齢者になっても楽しむことができる趣味を見つけておかないと老後の人生は地獄です。

それでいいという人もいるでしょうが、少なくとも私には耐えられません。

一人でもグループでもでき高齢で体力がある程度落ちてきてもできるような趣味を40代から始め、60代になる頃にはアマチュアとして極めているような状況だと老後も楽しいと思います。

例えば、

  • ゴルフ
  • 登山
  • BROMPTONのような折りたたみ自転車での輪行
  • ランニング
  • 軽い農作業(野菜づくり等)
  • Webサイト運営
  • 全国のカフェ巡り

などの趣味は良いと思います。

趣味を始めたら、趣味に関するWebサイトも合わせて運用すると様々な会社以外の人との交流もでき更にいいですね。

40代になったら自分のビジネスを準備する

この人生100年時代において、40代になったら意識して自分のビジネスを準備すべきだと最近強く感じています。

よく考えると、アジアなどでは40代で独立するのはよくある定番の生き方です。

終身雇用でない社会においては、40代の中年おじさんをずっと雇用するよりは40代を解雇して若い人に入れ替えていくのが会社としては効率的な組織運営ですからね。

今後日本でも中高年に対する風当たりはより強くなるでしょうし、自分の身の振り方を考えないといけない場面は多く出てくると思います。

自分のビジネスを軌道に乗せるには10年くらいの時間はかかるので、40代からビジネス立ち上げを色々模索していき、50代で安定化させるようなイメージでやるといいですね。

もう少し前の世代なら自分のビジネスの準備を50代から始めても十分に間に合いましたが、今だとできれば30代、遅くとも40代の前半くらいから模索と試行錯誤を始めておいたほうがいいでしょう。

今の40代があと20年間同じ会社にしがみついていられるとはとても思えませんので、どこかでクビになったり放り出されるときは来ると想定したほうが現実的です。

まとめ:老後に向けてお金以外も準備を開始すべき

40代がすべき老後の準備は何か?について書いてきました。

老後に向けての準備というとどうしても老後資金の話が中心になります。

でも、よく考えてみると、お金がないなら働けばいいわけです。

生きている中では自然災害等で資産を失うこともありえますが、働く体力と気力があれば何歳になっても人生をやり直すことができます。

その意味で老後資金と同じくらい老後に向けた体力アップも重要です。

また、老後になって毎日やることがなく趣味をやろうと思ってももう手遅れです。

40代のうちから多方面の趣味を始めておいて、いろいろな人的なつながりも作っておきましょう

そして、最後になりますが、サラリーマンを続けながら自分のビジネスを立ち上げておけば、何歳になっても資金的な不安がなく安心した生活を送ることができます

サラリーマンがビジネスを立ち上げて安定的に運用するのは非常に難しいので、会社で働きながら少しづつ試行錯誤して10年、20年掛けて立ち上げていくのがいいですよ。

私の場合は、40代から

  • ゴールドジムに通って肉体改造
  • タイ語の勉強を始める
  • 自分のビジネスとしてブログビジネスを始めて試行錯誤中
  • Pythonでプログラミングの勉強

といろいろやっていますが、何歳になっても新しいことを始めるのは楽しいですよ。

どれも思ったようにはうまくいきませんが、うまくいかないのを何とかするのも楽しいです。

40代になると20代の頃に比べると明らかに物覚えが悪くなってきていますし、習得速度も落ちています。

ただ、まだ全く新しいことを覚えられないというレベルではないので、時間はかかりますが続けていけば中年でもいろいろな新しいこともマスターできると信じてますよ。

あなたも老後のお金以外の準備も進めていきましょう。

老後にお金だけあっても片手落ちですよ。

まだ肉体的にも頭脳面でも新しいことに挑戦可能な40代のうちにいろいろな挑戦をするのがおすすめです。