あなたは今後何歳まで働いたらいいと思いますか?

私が社会人になった20年ほど前の感覚では、定年の60際まで働きあとはのんびり余生を過ごすのが一般的でした。

60歳ぐらいであれば子供も既に独立し家のローンも払い終えているので、70歳〜80歳で死ぬ確率が高いのでそれまで年金で暮らせるのであれば生活のために老後にガツガツ働いてお金を稼ぐ必要もなくなっていましたからね。

でも、同じ考え方で今の人生100年時代に挑むと人生が詰む可能性があります。

これから豊かに暮らすためには働く期間についての発想の転換が必要です。

今回は人生100年が叫ばれる時代に何歳までどう働くべきなのかについて説明します。

人生100年時代には我々は一生働くべき

70歳台まで生きる場合と100歳まで生きる場合には決定的な違いがあります。

それは、老後の期間がとても長くなることです。

60歳以降を老後と定義すると、75歳まで生きる場合は老後の期間は15年ですが、100歳まで生きると老後が40年も続くのです。

これは単純な計算なので誰でもわかるでしょう。

40年も老後が続くとその間に信じられないことがいろいろ起こるります。

今から振り返って40年間の間(1980年〜2020年)に何が起こったかというと

  • ソビエト連邦の崩壊
  • 東西ドイツ統一
  • 日本のバブル崩壊
  • 世界同時多発テロ
  • 地下鉄サリン事件
  • 阪神大震災
  • 東日本大震災
  • 湾岸戦争
  • リーマンショック
  • ITバブル崩壊
  • インターネットが普及
  • 5Gネットワークが運用開始
  • 皆がスマホを持つ時代になる
  • コロナのパンデミック

何をいいたいかというと、40年もの期間には信じられない想像もしないことが何度も起こり続けるということです。

来年何が起こるかわからないのに40年の間に何が起こるかを予測するのは不可能です。

この変化の激しい時代に働いていないと時代の変化に対応できなくなるリスクが非常に高いです。

老後は働かずに悠々自適に暮らすというのは、世の中の変化が少なく老後の期間も短かった時代には通用しました。

ただ、残念ながら人生100 年時代は、世の中が激しい変化を続け、かつ老後の期間も40年という超長期です。

何かが起こったときに備えて、人生100年時代には一生働き続けるしかないです。

人生100年時代に何歳まで働くべきか?という質問への答えは、健康である限り死ぬまで働き続けるべき、となります。

人生100年時代にはゆるく働くべき

人生100年時代には健康である限り死ぬまで働き続けるべきとはいいましたが、ダークスーツ着て満員電車に揺られ長時間残業をするサラリーマンを一生続けろということではありません。

そんな人生地獄です。

今の時代の老後の働き方は、

  • 週2,3回5〜6時間集中して働く
  • 一日2〜3時間働き続ける

のどちらかを目指すべきだと思います。

一日8時間、週5で働かないと暮らしていけないような働き方はやめましょう。

そんなの疲れますよね?

週2,3回5〜6時間集中して働いたり、あるいは一日2〜3時間程度働き続けるのであれば、それほど疲れずに仕事と余生のバランスを取りながらゆったりと暮らせます。

また、万が一何かが起こって猛烈に働かないといけない事態になっても、ギヤを入れ替えることができます。

完全に仕事をやめてしまうと大災害などでもう一度働かないといけないときに仕事に戻るのが難しいので、人生100年時代には一生働き続けるべきですが、働き方は変えていきましょう。

一生楽しく働くためにいますべきこと

では、週2,3回一日5〜6時間、一日2〜3時間等自分のペースでフレキシブルに働けるようになるのはどうすればいいのでしょうか?

この生き方はサラリーマンの延長線上にはありません。

きちんとした準備が必要です。

フレキシブルに一生楽しく働くためには

  • あなた自身をブランド化する
  • あなた自身のメディアを作る
  • 独立して働く

が必要です。

サラリーマンで働いている場合、あなたの勤務時間は会社が決めます。

独立して働けば、あなたの勤務時間は基本的にあなたが決められます。

ただ、独立した場合あなたを知ってもらわないと仕事を指名してもらえません。

仕事であなたを指名してもらえるように、あなた自身をブランド化するか、あなた自身のメディアを作るか、あるいはその両方を実施する必要があります。

サラリーマンで働いているうちに、独立のための準備が必要です。

具体的にサラリーマンができることは、

あなたの専門分野(仕事でもいいですし趣味でもいいです)についての独自ドメインのメディアを作り、集客し、そこから独立後の仕事につなげること

です。

例えば、日本の量販店營業をやっている人は、日本の量販店向けのビジネスについてのブログを作って集客し、その実績を元に外資系メーカーが日本進出してきたときのコンサルタントをやる、とかですね。

専門分野について独自ドメインのメディアで一定の集客をするには、

  • 他のメディアとの明確な差別化
  • キーワードの選定
  • わかりやすいライティング

などが必要ですが、これらは独立する際に

  • 競合との差別化
  • キーワードをベースにした分野の棲み分け
  • わかりやすい説明能力

といった点ですぐに役立つものばかりです。

また、あなたの専門分野についてメディアを立ち上げたはいいけど全く集客ができないというのであれば、専門分野の知識が薄いか、あるいはマーケットが少ないかのどちらかでしょうから、独立するしないも判断できますね。

私の場合は、趣味の分野でブログを作ってブログ運営ノウハウを学んだ上で、私の専門分野についてのブログを立ち上げ、将来に一生できるコンサルティングビジネスに繋げていければいいと考えています。

まとめ

人生100年時代が叫ばれる中で、いったい我々は何歳まで働いたらいいのか?について考えてみました。

悠々自適に働かずに暮らすことを夢見ている人には残念ですが、老後の期間が長すぎるため人生100年時代には一生働き続けるしか無いです。

ただ、苦行のようなサラリーマン生活を一生続けることはありません。

当ブログでは50歳〜60歳のどこかの時点で独立して仕事をする方向にシフトするのがおすすめだと考えています。

独立して一生自分のペースで暮らすために

  • 自分自身のブランド化
  • 自分の独自ドメインのメディア作り

をやっていきましょう。

自分のメディアで稼いでもいいですし、メディアから集客してコンサルで稼いでもいいですし、稼ぐためのいろいろな選択肢があります。

まず一歩として独自ドメインのブログをやってみると良いです。

初期投資が殆どかからず失敗してもリスクが殆どない上に、学ぶことがとても多いですよ。