あなたは日々英語を勉強していますか?

Youtubeの広告や電車の中の広告で社会人向けの英語教室の広告をよく見ますよね。

例えば、プロ○リットとかライ○ップイングリッシュ等。

そういう英語教室はお金がかかりますが、高額な英語教室に通ってもあなたにメリットがなければ全く意味がありません。

では、あなたは社会人が英語を勉強することでどんなメリットがあると思いますか?

よくあるケースですが、会社から従業員に英語を勉強してくれと要請して、従業員がイヤイヤ勉強してあまり身につかないことってありますよね。

私が思うに社会人になって英語の実力が伸びない人は、英語を勉強するメリットを明確にわかっていないからだと思います。

私自身は英語を勉強したことによるメリットを、社会人生活を通じてかなり享受できたと感じています。

今回は社会人が英語を勉強することで受けられるメリットについて説明します。

社会人が英語ができるメリットはスキルの掛け合わせができ、給与を上げることができること

社会人が英語ができるメリットはスキルの掛け算で給与水準が一気に上がることです。

例えば、日本企業の国内倉庫マネージャーで倉庫運営・在庫管理のスキルがある人がいたとします。

日本企業は国内に倉庫を持っているでしょうし、倉庫マネージャーができる人も多くいるでしょう。

一方、英語ができるだけの人もいくらでもいます。

ここで外資系企業の日本拠点が海外拠点とのコミュニケーションの必要上、英語がガチでできる倉庫マネージャーを探していたとしましょう。

この場合、英語ができるだけの人は応募できませんし、倉庫運営ができるだけの人も応募できません。

英語と倉庫運営の両方のスキルが有る人だけが応募できます。

国内の倉庫は基本的に国内事業向けの倉庫ですから、多くの場合英語ができる必要はありません。

ただ、外資系企業の日本拠点の場合、会社の中に外国人スタッフも多いでしょうから倉庫マネージャーが英語ができないと意思疎通ができずに困ってしまいます。

ここで仕事内容が普通の倉庫マネージャーだとしても英語ができるだけで希少価値が生まれ給料が跳ね上がります。

同じことは国内営業にも言えます。

国内営業は日本国内のクライアント向けに販売をするのが仕事ですから、実際の業務で英語は不要です。

ただ、外資系企業や日系でもグローバルのオペレーションをしている場合、国内営業であっても社内のコミュニケーションで英語が必須という場合もあります。

国内営業部門では対顧客のコミュニケーションで英語が必要ないのですが、外資や日系のグローバル事業部の一部に国内営業部門がある場合、英語ができるだけで希少価値が生まれ給料が上がります。

要は、実務能力が同じでも英語もできるっていうだけで給与水準は大きく上る可能性があるのです。

給与は需給で決まる面もあるので、あなたの能力が希少かつ需要が高いのであれば給与は高くなる傾向にあります。

英語ができるとグローバルの水準に近い給与をもらえる

もはや周知の事実だと思いますが、日本企業の給与水準は低いです。

さすがに台湾よりは高いですが、同程度の会社であれば韓国の給与水準よりも低い場合も多いです。

シンガポールの給与水準は日本よりも高いですし、東京の一部企業は別として地方の給与水準だと企業のマネージャーレベルではタイやマレーシアにも負けてしまう場合もあるでしょう。

ただ、日本をベースだとしても海外のグローバルチームの一員となると、日本ではなくグローバルのある程度標準化された賃金体系の対象になることもあります。

あなたが日本企業の給与水準のままでいると転職しても給与水準が低いことには変わりありません。

英語を身に着けてグローバルの給与水準の恩恵に預かれる場所で働くことができると、いまの国内企業の給与に比べて1.5倍とか2倍とかの給与水準になっても不思議ではありません。

日本企業のスタッフと海外のスタッフの能力やスキルに大きな差はまったくなく、単に日本企業の給与水準が安いというだけであなたの給与が安い場合が多いです。

この場合、英語ができグローバルの給与水準の会社で働くことで、あなたの給与を大きく上げることも可能です。

社会人が英語ができるとスキルの掛け算ができ、給与が高い職場にいける

社会人が英語を勉強することで得られるメリットとは、

  • 「英語 x 自分の専門分野」というようにスキルをかけ合わせてあなたの希少性を高めることができること
  • 給与が低い日本企業を離れ、より給与水準の高い職場にいけること

の二つです。

高い給与をもらうためには高い給与の職場で働くのが一番早いです。

魚がいない釣り場で釣りをしても魚は釣れませんが、良い漁場を選択すると同じ労力でもがっつり魚が取れるのと同じロジックです。

日本企業で給与が低いと嘆いていても、しょせん給与が低い場所で働いているのですからしょうがありません。

給与を上げたいのであれば、どんな業種であっても英語を学んでさっさと給与水準が高い職場に移りましょう。

ぶっちゃけ給与が高い人は頭の良さやスキルが大きく違うわけではなく、単にその職場の給与水準が高いケースが殆どです。

実際のところ人間の能力には大した差はありません。

社会人が英語を学ぶなら英語を習得したあとの姿を明確にイメージすべき

ほぼすべてのことにいえることですが、何かを成し遂げる人は達成したあとのイメージを明確に持ってから勉強を始めます。

私の例でいうと、若い頃に40歳で2億円の資産を達成するというイメージを持って投資をはじめました。

社会人が勉強に時間を使うのは、一般的には金儲けのためです。

勉強する前に自分が英語を使って多くのお金を稼いでいる姿を具体的にイメージしてから、そこから逆算して勉強法を決めて勉強しましょう。

いまの英語ができない自分と英語ができて高い給料をもらっている将来の姿とのギャップを埋めるだけで到達できます。

英語をマスターするために英語を勉強しているのではなく金を稼ぐために英語を勉強しているので、お金に直結しない知識は勉強しなくて大丈夫です。

社会人が「英語ができる」といえるためには

  • 英文で説得力のある文章が書け、大量の英文の文書を高速で読み理解できること
  • ネイティブの米国人を容易に論破できるくらいのスピーキング能力があること
  • 会議の議論を完全に理解できること

の3つがあればいいので、これらを達成する最短ルートを自分で見つけましょう。

まとめ

社会人が英語を学ぶことのメリットを紹介しました。

今回は英語ができると海外とのやり取りができるようになるといったメリットがあるといった点にはふれていないのですが、それは海外とのやり取りができることと給与が上がることは直接的な関係性がないからです。

英語ができるようになり海外とのやり取りができるようになったからといって、同じ職場で同じ職種に居続ければたいして給与は上がらないいでしょう。

このため社会人にとっては、「海外とのやり取りができる」ということが英語を学ぶメリットと言うのは弱いです。

英語を本気で学ぶためには自分の給与を大幅に上げるという明確なイメージを持って取り組むことが必要です。

社会人が貴重な時間を使って勉強するのですから、給与が大幅にアップしないような勉強は意味はありません。

給与が高い職場に移るというプランがあった上で社会人が英語を学ぶと収入面で大きなメリットがありますので、ぜひあなたもまずは高い給与をもらう姿を具体的に想像した上で、金を稼ぐための英語の勉強に取り組んでみてください。