少額で米国株に投資するための証券会社はどこを使うのがよいと思いますか?

毎月5万円を年間運用利回り5%で20年間投資すれば、計算上2000万円の資産を作ることができます。

過去の歴史を見ると米国株は投資家に長期的に大きなリターンをもたらしてきましたので、平均5%で20年間運用するというのも米国株であれば実現可能性が高いでしょう。

では、月5万円のような少額で米国株を買うときにどの証券会社を使うのがいいのかわかりますか?

米国株は日本株に比べて売買手数料が高いため、適切な証券会社を選ばないと売買コストが高くなり、運用効率が下がってしまいます。

今回は毎月5万〜10万円の少額で米国の高成長クラウド銘柄に投資する際にどの証券会社を選んだらいいのかを紹介します。

本記事の対象と読んで得られること
    • 対象:毎月5万円〜10万円を米国の高成長クラウド銘柄に投資し、大きな資産を築きたい投資家
    • 得られること:少額で米国株に投資する際のおすすめの証券会社がわかります。

少額の米国株投資のための証券会社を選ぶ基準

毎月5万円〜10万円の少額で米国株投資をするための証券会社を選ぶ際に考える点は以下です。

  • 売買手数料が安いかどうか
  • 高成長クラウド銘柄を扱っているか

米国株売買を頻繁にやる場合は米ドル建て取引のほうがおすすめですが、今回は「毎月5万円〜10万円の米国株を購入し超長期で保有する」前提です。

一旦米国株を買ったら基本的にはよほどのことがない限り売らない前提で投資するので、日本円建ての取引でも問題ないです。

頻繁に米国株の売買をする場合は、米ドル建ての取引ができないといちいち為替取引が発生するため為替取引分コストが掛かります。

このため米ドル建て取引ができるほうが望ましいですが、超長期のバイ・アンド・ホールド戦略を取る場合は円建て・米ドル建てどちらでもいいとおもいます。

単純に手数料と取扱銘柄で選びましょう。

取扱銘柄ですが、以下のようなクラウド銘柄を取り扱っていることが絶対条件です。

  • AppFolio (APPF)
  • Trade Desk (TTD)
  • TriNet (TNET)
  • Pagseguro Digital (PAGS)
  • RingCentral (RING)

クラウド銘柄は一度売上が立つと長期に渡って安定的な売上が期待できるので、長期保有に向いています

上記の銘柄は一つの例ですが、あなたの投資機会を逃さないように日本の投資家に知られていないような銘柄であっても積極的に取り扱っている証券会社を選ぶべきです。

ちなみに、私の過去の保有銘柄で大きく値上がりした以下の銘柄は全部クラウド銘柄です。

  • Splunk
  • Wix.com
  • Paycom Software
  • CyberArk Software
  • チームスピリット
  • ラクス
  • 弁護士ドットコム

クラウド銘柄であることは成功を約束しませんが、私の実績からするとクラウド銘柄への投資は儲かる確率が高いです。

逆に配当狙いで買った日本株は結局の所全く儲かっていません。

少額米国株投資のための大手ネット証券の比較

では、日本の大手ネット証券を

  • 取扱銘柄
  • 手数料

の二点で比較していきましょう。

取扱銘柄:少額超長期投資に向いた米国株を扱っているか

この点については、私が挙げた5銘柄を扱っているかどうかで判断します。

それなりに有力な会社なので、ちゃんとした証券会社であれば扱っておくべき銘柄です。

  • マネックス証券:RING以外は取扱あり
  • SBI証券:全部取扱あり
  • 楽天証券:全部取扱あり

正直驚きました。

私はマネックス証券は全部取り扱いがあるが、SBI証券と楽天証券は一部しか取り扱いないだろうなと思いつつ検証したのですが、逆でした。

SBI証券と楽天証券の米国株取扱銘柄は良いところを抑えていますね。

少額投資の米国株売買手数料が安いのはどの証券会社か

一回の取引金額が10万円以下の前提で米国株の売買手数料を比較していきましょう。

  • マネックス証券:為替手数料25銭、売買手数料約定代金の0.45%、最低0米ドル
  • SBI証券:為替手数料25銭、売買手数料約定代金の0.45%、最低0米ドル。そして、住信SBIネット銀行を使えばスプレッド4銭で米ドルに換えられる。
  • 楽天証券:為替手数料25銭、売買手数料約定代金の0.45%、最低0米ドル
  • DMM株:為替手数料25銭、売買手数料0米ドル

2019年についに大手ネット証券間で米国株売買手数料の競争が始まり、SBI証券が最低手数料0米ドルになりました。

これにより、米国株をコツコツ少額で買うハードルが大きく下がりましたね。

例えば、毎月5万円分の米国株を取引するとして一回の手数料225円で取引できます。

また、SBI証券と住信SBIネット銀行の両方の口座を持ち両者を連携している場合に限り、片道4銭で日本円から米ドルに換えられます

少額で米国株取引をするのにおすすめな証券会社

米国株取扱銘柄と売買手数料の2つの観点で日本の大手ネット証券を比較検討しました。

その結果、「少額で米国株を毎月購入し超長期で保有する場合」はSBI証券がおすすめです。

理由は、

  • 高成長クラウド銘柄の取扱がある。
  • 住信SBIネット銀行と組み合わせれば、為替手数料+売買手数料を合わせたトータルの手数料が一番安い

からです。

SBI証券は業界最大手ですから日本株でも使っている人が多いでしょうが、米国株でもSBI証券を使っておけば間違いはないという検討結果がでました。

まとめ

少額で米国株に投資するための証券会社はどこを使うのがよいかについて考えてみました。

結論はSBI証券で少額米国株取引をやるのが良いです。

売買手数料ではSBI証券は、マネックス証券、楽天証券と同等ですが、住信SBIネット銀行での為替取引と合わせたトータルの手数料で一歩安いです。

あなたも将来に向けて米国株取引を始めてみませんか。

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SBI証券と合わせて住信SBIネット銀行を使うととてもオトクなので、ぜひ一緒に使ってみてください。