今まで全く投資をしたことがなく、これから投資を始める人はどのファンドを買ったらいいと思いますか?
老後資金2,000万円不足などといった報道もあり、投資を新規に始める人も多いですが、ファンドを選ぶときに迷いますよね。
実は非常に簡単なファンドの選び方があります。
今回は投資信託を初めて買うならファンドは何がおすすめかについて説明します。
投資を初めて買う場合の最強ファンドの選び方
現在では完全投資初心者であっても最強の投資信託を簡単に買うことができます。
最強の投資信託はネット証券で売っていますから、ネット証券に口座を開いて注文ボタンを押すだけです。
- 証券会社の営業の説明を聞く必要もなければ
- 銀行の投資相談に行く必要もないですし
- ファイナンシャルアドバイザーやファイナンシャルプランナーに相談する必要もありません。
最強の投資信託はネットで誰でも買えるのです。
そして、金融資産1億円を超える私でも、これから月1万円を投資しようとする初心者でも、選ぶ投資信託は同じです。
富裕層と投資初心者の違いは、投資金額の違いだけでおすすめのファンドは基本的に同じです。
投資初心者が投資信託を選ぶ基準は以下の4つのシンプルな基準です。
- 投資対象は米国株式インデックス
- 販売手数料が無料
- 信託報酬が超安い(最大でも0.15%未満)
- つみたてNISAで投資できる
米国のみに投資するファンドに投資すべきというと、世界のGDPの比率は米国25%:中国15%:日本6%:その他先進国20%といたように分かれるので、GDPの比率に応じて分けるべきだという人もいるでしょう。
米国企業はグローバルに事業展開をしているので、米国企業に投資することは世界経済に投資することと同じことです。
グーグル、フェイスブック、マイクロソフト、アップル、エクソンモービル、ボーイング、プロクター・アンド・ギャンブルなどといった米国企業は世界中で事業を展開しているので、世界中の景気の影響を受けます。
GDP比率で資産配分を分けるなどというめんどうくさいことはせずに、米国一択に投資しておけば自然とグローバル投資になります。
また、販売手数料無料、信託報酬が超安いことも絶対条件です。
ファンドが高コストであることと運用パフォーマンスの間には全く関連性がないので、コストが安いことは単純に運用パフォーマンスの向上につながります。
当ブログで提唱するルールは、信託報酬が年0.15%未満であること、です。
信託報酬が年0.15%未満のファンドがある中で、0.15%より高いコストのファンドを選ぶ理由が全く無いですからね。
最後に選んだファンドがつみたてNISA対応しているかも重要です。
つみたてNISAは最長20年間非課税で運用できる極めて投資家にとって有利な制度ですので、これが使えないファンドを選ぶ理由もありません。
安ければ安いほうが良いです。
初めての投資信託はこれがおすすめ
初めてのファンド選びの4つの基準がわかったら、ネット証券でファンドを探してみましょう。
SBI証券を例にとって説明します。
SBI証券のホームページから「投信」->「銘柄検索・取扱一覧」をクリックします。
そして「条件検索・パワーサーチ」をクリックします。
そこで、今回の4つの基準に従い項目を絞っていきます。
- ファンド分類:国際株式
- 投資地域:北米
- 買付手数料:無料
- 信託報酬:0.55%以下
- 償還まで:無期限
- 取扱取引:つみたてNISA
と選択しましょう。
ファンドの検索結果が表示されるので、「手数料等費用」をクリックし、信託報酬が安い順にファンドを並び替えます。
そこで一番上に出てきたファンドを注文すればいいだけです。
非常に簡単でしょう。
この4つの基準に該当するファンドは、
- SBI・バンガード・S&P500
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
になり、これが投資信託を初めて買うときにおすすめのファンドです。
そして、上記の米国株式インデックス・ファンドは投資信託初めての人だけでなく、運用資産が1,000万円、1億円と増えていっても変わらずおすすめのファンドになります。
資産が増えたからといってファンドを選ぶ基準を買えないといけない合理的な理由はないですから。
実際、私も金融資産1億円を超えますが、いまだに超低コストの米国株式インデックス・ファンドをひたすら積立投資していますからね。
まとめ
投資信託を初めて買うならファンドは何がおすすめかについて紹介しました。
結論を言うと、
- 投資対象は米国株式インデックス
- 販売手数料が無料
- 信託報酬が超安い(最大でも0.15%未満)
- つみたてNISAで投資できる
という4つの基準を満たす中で選ぶのがおすすめです。
超低コストの米国株式インデックス・ファンドを買うのは超簡単です。
SBI証券に口座を開いて、投資信託を検索してネットで注文ボタンを押すだけです。
非常に簡単で誰でも投資を始められますので、ぜひ今すぐ始めましょう。