副収入を得るために太陽光発電投資を検討したことありますか?

太陽光発電投資は、昔は固定価格での買い入れ制度があり20年間の収益が安定し、かつ不動産賃貸経営と違って空室リスクもない魅力的な投資先と言われました。

私自身は太陽光発電投資をやっていなかったのですが、2019年台風15号及び19号での自然災害を見て、「太陽光発電はオススメできないな」と強く思いました。

今回は何故私が太陽光発電投資をオススメしないのかについて説明します。

本記事の対象と読んで得られること
    • 対象:副収入を得るために太陽光発電を検討中の投資家
    • 得られること:太陽光発電投資の大きなリスクがわかります。
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太陽光発電投資のメリットは何か?

太陽光発電投資のメリットとして言われているのは、以下の4点です。

  • 20年間の安定収入
  • 表面利回り10%以上の高い利回りが見込める
  • 賃貸経営と違って空室リスクがない
  • 設備運営は業者に任せられるので手間がかからない

これらの謳い文句は嘘ではありません。

日照状況によって発電量は変動するとはいえ国の固定価格買取制度(FIT)により売電単価が安定していますし、業者のホームページによると14円物件でも計算上表面利回り10%を越えるものは存在しますし、入居者がいるわけではないので空室リスクはありませんし、設備メンテナンスも業者に安心して任せてください、と書いてあります。

表面利回り10年ですから理論上は10年あれば元本が回収でき、それを超える部分は利益になります。

副業というとアパートなどの不動産賃貸経営が頭に浮かぶと思いますが、昨今の空室率が高くなっていてかつ人口がこれから減少していく日本において空室に怯えながら不動産賃貸経営をするよりも、20年間の安定収入が見込める太陽光発電のほうが魅力的に見えます。

それでも太陽光発電投資をオススメしない理由

20年の安定収入が見込めるというメリットが有りつつも、私は太陽光発電投資をオススメしません。

それは他の投資対象と比べて、太陽光発電投資が自然災害に対してより脆弱だからです。

太陽光発電設備は基本的に都心に設置するよりは人があまり人が住んでいないような田舎に設置するパターンが多いでしょう。

田舎のほうが土地代が安いので土地を含めた投資金額が抑えられるためです。

都市部よりも田舎のほうが自然に近いのと、田舎のほうが都市部よりもインフラ投資に継続的にお金がかけられないので基本的には田舎のほうが災害に対しては弱い傾向にあります。

2019年の台風19号でも、荒川・多摩川など都市部の大河川は大雨に耐えることができましたが、東北などでは大きな災害が発生したのは記憶に新しいと思います。

太陽光発電設備は、当たり前ですが太陽光を直接受ける必要があるので、太陽光パネルを裸で自然に設置するものです。

これによりパネルが太陽光を受けて発電できるのですが、同時に風雨も直接受けます。

気象庁の台風の発生数というページを見ると、直近での台風の発生数は

  • 2018年:29件
  • 2017年:27件
  • 2016年:26件
  • 2015年:27件

というように平均して年20件以上の台風が発生しています。

発生した台風すべてがあなたが太陽光を設置する地域にダメージをもたらすわけではありませんが、おそらく体感で年1〜2件程度は何らかの自然災害をもたらす可能性がある台風が襲ってくる感じです。

台風の風雨で太陽光パネルが破損したり、あるいは水没したり、またはパネルが生き残ってもパワコンなどがだめになったりします。

太陽光発電設備の性質上、自然に直接面しているため、台風の風雨も直接受けてしまいます。

理論上は固定価格買取制度で20年間安定した売電収入を得られる可能性が高いとはいえ、毎年台風による太陽光発電設備へのダメージに怯えるのは私は嫌ですね。

また、日本は地震が多い国ですし、これから20年の間には南海トラフ巨大地震が発生するかもしれません。

太陽光発電設備を設置する場所によりますが、南海トラフ巨大地震のような超巨大地震が発生した場合も、設備へのダメージは避けられないんじゃないでしょうか。

このように台風、地震などの自然災害リスクが大きい日本において、太陽光発電投資を個人がやるのはリスクが高すぎると考えます。

太陽光発電投資は表面利回り10%以上であることが魅力的に映るかもしれませんが、逆に言えばそれだけ表面利回りが高くないと大口の投資家は投資しないってことですよ。

もし太陽光発電投資が本当に儲かるのであれば、投資ファンドなどが巨額の資金を投じて既にやっていて利回りは下がっているはずです。

忘れがちですが、一般の個人にはおいしい投資の話が舞い込んでくることはありません。

ましてや業者が営業費用を掛けて営業活動をし、とても高利回りの投資を紹介して回るなんてことありえません。

本当に太陽光発電投資がとても魅力的で美味しいなら、業者は営業費用かけて他の人に紹介して回るなんてことをせず、自分で投資して買い占めてしまいますよね。

少なくとも私ならわざわざコストを掛けて赤の他人にとても美味しい投資を紹介するなんてことを商売としてはしません。

大口投資家が高い安定した利回りを求めてJリートを買って株価が上がってしますよね。

Jリートの平均利回りはいま年3.5%を切るレベルまで低下しています。

それでも安定を求める投資家がJリートを買い続けているために、更にJリートの株価が上がっています。

太陽光発電投資をすれば表面利回り10%は取れると言われているのに、大口のプロの投資家が大規模な太陽光発電投資を始めたという話はあまり聞きません。

大口のプロの投資家が投資したものが儲かるわけではないですが、少なくとも太陽光発電投資は大口投資家が本気で投資する対象には入っていないということはよく考えたほうが良いと思います。

まとめ

2019年の台風19号で各地が水没したニュースを見て、太陽光発電投資のリスクを改めて感じました。

過去には台風でメガソーラーが水没して発火したなんていうニュースも見たことがあり、自分自身の投資が既存するリスクだけではなく周囲の環境や他人の所有物を汚染したり火災で壊したりするリスクもあります。

私が住んでいる地域には少なくとも年間1〜2個の台風の影響があるので、日本中どこに太陽光パネルをおいても台風のリスクから逃れることは難しいんじゃないでしょうか。

異常気象により台風の被害が年々拡大しているように感じている中で、いまから太陽光発電投資を開始するのは自然災害リスクが大きすぎるというのが当ブログの結論です。

表面利回り10%を出すのは厳しいですが、自然災害リスクを抑えて安定した4〜6%程度の税引前利回りを確保する方法はいくらでもあります。

私なら太陽光発電投資はやらずに、より自然災害リスクが低い安定した投資を選びますが、あなたはどういう選択をしますか?

 

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