会社に行って働く必要がなく、配当金だけで生活できたらいいと思いませんか?

一切の労働をせずに、お金が自動的に入ってくる状態です。

私は昔からそんなシステムを築けたらいいなとずっと思っていました。

受け取る配当金額は多いに越したことはないですが、日本で税引き後毎月30万円程度あれば贅沢しなければ生きていけるのではないでしょうか。

例えば、関東周辺だと千葉県の柏くらいだと3LDKで家賃が10万円くらいです。

30万円から家賃を除いた20万円あれば最低限の文化的な生活は送れるかなーと思います。

今回は「シンガポールリート」への投資を通じて、月に税引き後30万円の配当金を手にするにはいくら必要かの検証です。

本記事の対象と読んで得られること
    • 対象:配当金生活を実現する方法を探している投資家
    • 得られること:シンガポールリートを使って配当金生活を実現させるための必要金額
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シンガポールリート配当金ポートフォリオの考え方

本ブログの他の記事の中でも言っていますが、ポートフォリオを作る際にまず考えるべきことはどんな状況下でも生き残れるポートフォリオにすることです。

シンガポールは、日本と異なり、自然災害はほぼありません。

  • 地震無い
  • 台風来ない
  • 津波来ない

たまに、局所的に洪水状態になったことは過去にありましたが、私がシンガポールに住んでいて体験している限りでは自然災害は一度もありませんでした。

シンガポールは自然災害が殆どないですが、シンガポール資産に集中投資する場合、銘柄の広範囲な分散は必須です。

今回はシンガポールリートの時価総額上位15銘柄に機械的に均等に投資する形でシミュレーションをしています。

これにより、銘柄分散とともに、投資対象、投資国が非常に分散されたシンガポールリートによる配当金生活フォリオを構築することができます。

シンガポールリート配当金を受け取るタイミング

日本のJリートですと基本的に年2回の決算・配当金支払いです。

決算期は銘柄によって異なるので、決算期の異なるJリート銘柄を6銘柄以上組み合わせることで、毎月配当金を受け取るというのがJリート投資の基本戦略になろうかと思います。

シンガポールリートの配当金受け取りタイミングはJリートと異なります。

シンガポールリートの場合、

  • 四半期決算・配当金支払い
  • 半期決算・配当金支払い

の2パターンがあります。

半期ごとの配当金支払いの銘柄は、Ascott Reit、Ascendas India Trust, CapitaLand China Retail Trust, Hutchison Port Holdings Trust, iReit Global, Keppel DC Reitあたりです。

時価総額の大きい銘柄は比較的四半期決算・配当金支払いのパターンが多い傾向にある気がします。

Jリートのように毎月配当金を受け取るということはできず、どうしても1月、4月、7月、10月は配当金を受け取れません。

また、四半期の最終月に配当金融金が集中する傾向にあるので資金管理だけは注意する必要はあります。

ポイント
シンガポールリートの場合は、各四半期末に配当金受け取りが集中する傾向にあります。また、毎月均等に配当金を受け取ることは、仕組み上できません。

月収30万円レベルの配当金を受け取るためのシンガポールリート投資必要額

私のシミュレーションによると、

税引き後月30万円の配当金を受け取るためのシンガポールリート投資必要額は、日本円換算で8,400万円です

これで

  • 税引き前:年450万円
  • 税引き後:年360万円

の配当金を受け取ることができます。

1シンガポールドル80円とすると1M SGDが必要となりますが、私の感覚としてもこんなものでしょう。

1銘柄当たりの投資金額は560万円です。

銘柄 配当
利回り
投資金額
(円)
年間配当金
Capitaland Mall Trust 4.32% 5,600,000 241,920
Ascendas Reit 5.16% 5,600,000 288,960
CapitaLand Commercial Trust 4.66% 5,600,000 260,904
Mapletree Commercial Trust 4.45% 5,600,000 249,200
Suntec Reit 5.69% 5,600,000 318,360
Mapletree Logistics Trust 5.63% 5,600,000 315,280
Keppel Reit 4.03% 5,600,000 225,680
Mapletree Industrial Trust 5.28% 5,600,000 295,680
Mapletree North Asia Commercial Trust 6.64% 5,600,000 371,840
SPH Reit 4.60% 5,600,000 257,600
Frasers Logistics and Industrial Trust 7.07% 5,600,000 395,920
Frasers Centrepoint Trust 4.61% 5,600,000 258,160
KEPPEL DC REIT 4.63% 5,600,000 259,280
Keppel Infrastructure Trust 7.91% 5,600,000 442,960
CDL Hospitality Trusts 5.62% 5,600,000 314,720
合計 84,000,000 4,496,464

上記ポートフォリオにより、シンガポール及び海外の

  • 商業施設
  • オフィス
  • 産業施設
  • 物流私設
  • データセンター
  • 発電所・水処理施設・化学プラント
  • ホテル・サービスアパートメント

に広く分散投資できるので、十分なリスク分散もできていますよ。

まとめ

月に税引き後30万円の配当金を得るためのシンガポールリート投資必要金額は、日本円換算で8,400万円、シンガポールドルでSGD 1Mです。

Jリートで同じような仕組みを組もうとすると、9,600万円かかります。

シンガポールリートでポートフォリオを組めば、Jリートに比べて少ない投資資金で月に税引き後30万円の配当金を受け取れるわけですから、配当金生活に向けたハードルはかなり下がります。

ただ、今回のポートフォリオは以下のデメリットもあります。

  • 海外に巨額資産を置くので、相続上大きな困難がある
  • 特定口座を使えないので、確定申告にとても手間がかかる
  • シンガポールドル・日本円の為替リスクを負う
  • シンガポールの銀行口座がないとシンガポールドル配当金の日本への送金に手間がかかる。日本居住者がシンガポールの銀行口座を開けるか不明ですが、おそらく現在では極めて困難だと思います。
  • 将来的にシンガポールの税制が変わるリスクはゼロではない

一方で以下のようなメリットもあります。

  • シンガポールに資産を持ち、海外拠点で生活することも可能。日本の住民票を抜いてしまえば、日本で税金を払う必要はない(ただ、日本に不動産を持っているなどの場合、国税庁に日本に拠点を持っているとみなされて課税されてしまうリスクはゼロではありませんので、課税されるかどうかは要検討です)
  • 日本固有の巨大地震のリスクをヘッジできる。南海トラフ大地震が起こっても、シンガポールの資産は一応安全(ダメージはゼロではないです)。

どういう投資を取るかは最終的には個々の判断ですが、金融資産が8,400万円程度あればいろいろな新しい人生の選択肢が見えてきます

ここで述べたシンガポールリートによる配当金生活もその一つです。

シンガポールリートを使って配当金生活をするというのは少しトリッキーなアイデアに見えるかもしれませんが、実際私はそれに近い運用を既に実行中で何の支障もなく実行できています。

単にシンガポール上場のリートを買ってホールドするだけですから、誰でもできます。

あなたの将来の配当金生活の手段として検討してみませんか。

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