普通の収入のサラリーマンがゼロから始めて、年間1,000万円の配当金を受け取るにはどうしたらいいと思いますか?

年間200万円、300万円程度の配当金であれば多くの人が達成できるでしょう。

事実しがない中小企業のサラリーマンである私もその程度なら実現できています。

では、そこから思考を広げて年間1000万円の配当を得るためにはどうしたらいいでしょうか?

そんなの無理だよ!!

と思うかもしれませんが、そこで思考が終わっていると確実に実現できません。

今回は普通の収入のサラリーマンが年間配当金1,000万円を実現する方法について紹介します。

年間配当金1000万円を達成するには配当利回り6%で2億800万円を運用すれば良い

年間配当金1000万円を達成するには、配当利回り6%で2億800万円を運用すればよいです。

これで税引き後の年間配当金は1000万円を超えます。

シンガポールドルに換算するとSGD 2.6Mを運用すればよいことになります。

2億800万円というのは一見ものすごく遠いですが、実はそうでもありません。

例えば、

  • 2016年1月にShopifyに1,000万円投資していれば、いま17倍の1億7000万円に増えています
  • 2012年1月にワークマンに1,000万円投資していれば、いま20倍の2億円に増えています
  • 2012年1月にNetflixに1,000万円投資していれば、いま23倍の2億3000万円に増えています

ここ10年を見ても驚異的に株価が上がった銘柄があるわけですから、これからもそういう銘柄は出てくるでしょう。

10倍、20倍になる銘柄を2つくらい掴むことができれば、誰でもいつから始めても2億円を越える資産を築くことは可能です。

配当利回り6%を実現できる投資対象は何か

では、配当利回り6%のほうはどうやって実現したら良いのでしょうか

銀行金利がほぼゼロパーセントの時代に6%の配当利回りの商品なんて転がっているのでしょうか?

転がっています。

誰でも投資できる以下のような銘柄が配当利回り6%以上です。

  • EC World Reit
  • ARA LOGOS Logistics Trust
  • AIMS APAC Reit
  • JT
  • 三井住友フィナンシャルグループ

要は高配当利回りのシンガポールリートや高配当株に集中投資すれば配当利回り6%を実現することは可能です。

これらの銘柄は証券取引所に上場されているリートですから、当然誰でも買えます。

一握りのお金持ちしかアクセスできないような特殊な商品ではなく、極めて普通に投資できるものです。

安定配当の基礎を築き、ハイリターンの銘柄で一気に資産を増やし、シンガポールリートで運用せよ

年間配当金1000万円を実現するための道筋ですが、以下の方法がおすすめです。

  • サラリーマンをしながらまずは年間配当金300万円を実現する
  • 受け取った配当金をまとまった額でハイリターンの銘柄に集中投資し10倍、20倍に増やす
  • 増やした資産を高配当利回りのシンガポールリートに集中投資する

サラリーマンをしながらこれを実行するのがポイントです。

生活費はサラリーマンの給与でまかなえているので、配当金をハイリターンの銘柄に投資し万が一大損したとしても生活には影響がないようにリスクをコントロールできます。

普通の収入のサラリーマンが年間配当金1000万円を実現するためにはリスクをとって投資する必要はあります。

しかしながら、なけなしの1000万円をハイリスクの銘柄に投資して全部失ってしまうと下手したら人生が詰みます。

そういうことがないように、リスクをコントロールした上で、ご自身が取れる最大級のリスクを取りましょう。

まとめ:2020年代には年間配当金1000万円を目指そう

普通の収入のサラリーマンが年間配当金1000万円を実現する方法について説明しました。

  • 年200〜300万円でいいので生活の基盤になる安定配当を作る。
  • 安定配当を使い大きくリスクを取って株でテンバガーを掴み一気に資産を増やし、なんとか2億800万円を作る。
  • 2億800万円を年間配当利回り6%の高利回りシンガポールリートに投資する。

普通のサラリーマンの年間支出は多くても700-800万円程度でしょうから、年間1000万円の配当金収入があればほぼ完全な経済的自由を得ることができます。

2010年代には年間配当300万円程度でセミリタイアするブロガーをよく目にしましたが、2020年代の新たなスタンダードは年間配当金1000万円です。

これは普通の収入のサラリーマンでも決して不可能な数字ではありません。

できないと思い思考を停止してしまうと絶対に達成はできませんので、余計な制約を自分で作らずに年間配当金1000万円を目指す自分なりの実現方法を考えてみましょう。