2020年に米国株で更に儲けたいならどの銘柄に投資したらいいと思いますか?

米国株投資家にとって2019年はとても良い年でした。

米国株インデックスであるS&P 500は年初の2500ポイントから年末には3100ポイントを超えるまで上がりました。

私が注目していた米国株ではAnaplan, Paycom Softwareの株価が二倍になりました。

また、単純に超低コストの米国株インデックスファンドに投資していただけでも20%近くの値上がり益を達成できました。

総じて言うと2019年は米国株投資家にとって素晴らしい年でしたが、もっとお金を儲けたいですよね?

私はもっともっとお金がほしいです。

私は2020年は米国株は調整局面を迎えるだろうと考えていますが、その中でも良い余別株を選べば将来のテンバガーも夢ではない有望株はきっとあります。

今回は2020年に儲けるための米国株テンバガー候補を紹介します。

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米国株テンバガー候補はIT x リアルで世の中を変える企業

2020年以降の米国株テンバガー候補はどんな会社になるのでしょうか?

いままでのテンバガー銘柄はネットで完結する事業をやっている会社か、リアルで完結する事業をやっている会社でした。

例えば、

  • The Trade Deskは3年で株価10倍を達成していますが、事業はネット向けのアドテクです(ネット完結)
  • Shopifyも3年で10倍になりましたが、事業はECプラットフォームです)(ネット完結)

少し昔だとバイオバブルの時にAmgen, Gileadなどバイオ株が軒並みテンバガーを達成しましたが、あれはバイオテクノロジーで製薬産業を変えた企業群でした。

バイオテクノロジーは製薬産業しか変えられませんが、ITはあらゆる業界を変える力があります。

いままではITは主にネット完結でした。

人々の購買や消費パターンがオンラインに移行するに従ってオンラインでの広告や販売のためのプラットフォームを提供するGoogle, Amazon等の巨大企業が出てきました。

これらの企業の事業の大半はITとネットで完結するものです。

次の成長企業軍はITを従来からある産業に当てはめて、その業界を大きく変革させる企業から出て来ます。

例えば、以下のようなものです。

  • IT x 法律=リーガルテック
  • IT x 教育=EduTech
  • IT x 住宅=スマートホーム
  • IT x 人事=HRテック

当然このような分野では長年に渡り取り組みがなされてきたのですが、まだ大きな勢力にはなっていません。

ただ、その可能性は十分に現実的に見えてきたのが2019年です。

日本でもリーガルテックの弁護士ドットコムやHRテックのチームスピリットの株価がはねましたが、これは2020年以降の○○テックの事業をやる企業の株価が大きく跳ねる前兆だと私は捉えています。

2020年の米国株のテンバガー候補も「IT x リアルで世の中を変える企業」から選びましょう。

米国株テンバガー候補銘柄一覧

では、「IT x リアルで世の中を変える」テンバガー候補の米国株はどんな銘柄でしょうか?

私は今回紹介するような以下の銘柄がテンバガー候補だと考えています。

IT x 慢性病管理のLivongo Healthcare

世界中各国で糖尿病や高血圧の患者数が増えています。

運動不足や食生活の乱れで糖尿病になる人が増えているのに加え、高齢化によりそれの水準が高止まりしています。

企業にとっては労働力を確保するために糖尿病の従業員の健康管理は大きな課題ですし、国にとっても人口が伸びていく中で糖尿病患者のQuality of Lifeを維持していくことは社会の活力を維持する意味でも医療費を削減する意味でも重要な課題です。

最近では日本でも筋トレや肉体改造がブームになっていますが、それは逆に言うと健康管理がきちんとできないことを多くの人が問題視しているためでもあります。

糖尿病は治ることはないですが、きちんと管理すれば状態を維持しつつ長生きもできます。

Livongo Healthcareはこの糖尿病管理のためのソリューションをサブスクリプションベースで提供している会社です。

Livongo Healthcareの2019年第3四半期のYTD営業実績は

  • 売上高:USD 120M (YoY 153増)
  • 粗利益率:70%
  • 経常損失:USD 49Mの損失
  • 営業キャッシュフロー:USD 55Mの赤字
  • 現金同等物:USD 400M

でした。

まだアーリーステージの会社なので大赤字ではありますが、売上高が急激に積み上がっているのがとても良いです。

大赤字とはいえ、現金同等物がUSD 400M近くあるので当面会社が潰れるなどということもありません。

このLivongo Healthcareのビジネスによって糖尿病患者の生活は非常に健全になることができます。

国としても医療費を抑えることができますし、Livongo Healthcareはその患者が長生きすればするほど高給的に売上を計上でき、Win Win Winのビジネスモデルです。

Livongo Healthcareの時価総額はまだUSD 2.13Bと非常に小さく、今後の大きな株価上昇が期待できますよ。

今後の流れとしてはLivongo Healthcareの慢性病管理ソリューションと遠隔医療を組み合わせたサービスの提供が予定されおり、この点でも大きな期待ができます。

IT x 住宅のAlarm.com

住宅のIT化、すなわちスマートホームは、その単語こそよく耳にしますが、実際にはまだまだ普及は始まったばかりです。

これからスマートホームの普及が進めば、米国におけるスマートホーム、コネクテッドホームのリーディングサプライヤーであるAlarm.comにも大きなビジネスチャンスが訪れるはずです。

Alarm.comは個人の住宅とオフィスのセキュリティソリューションをサブスクリプションベースで提供している会社です。

家の鍵はまだ普通のリアルな金属製の鍵を使っている住宅がほとんどだと思いますが、これからどんどんスマートキー化していきます。

自動車も今はスマートキーが普及していますが、この流れはあなたの住宅にも来ます。

物理的な鍵の場合、鍵穴をこじ開けて住居に侵入されるリスクもありますが、スマートキーでは物理的に鍵を解除して侵入することは非常に難しいので適切に管理していればセキュリティは非常に向上できます。

また、今後人の流れがさらに早くなり人々がより移動しながら生活するようになると、いまのように賃貸人が変わるたびに物理的な鍵を交換するのではなくスマートキーの設定を変えることで対応したほうが貸す側としても借りる側としても大きなコスト削減につなるのも見逃せません。

Alarm.comの2019年第3四半期のYTD営業実績は

  • 売上高:USD 361M (YoY 17増)
  • 粗利益率:63%
  • 経常利益:USD 40M
  • 営業キャッシュフロー:USD 23.8Mの黒字
  • 現金同等物:USD 164M

でした。

他のSaaS会社に比べて売上高の伸びが弱い気がしますが、これは住宅のスマート化がなかなか進展していないためかと思います。

InstructureやLivongo Healthに比べて、スマートホームの場合はIT化するメリットが少し弱いのでテンバガーになるまで時間は掛かると思いますが、10年後、20年後はほぼすべての住宅がスマートホーム化していると思いますので、気長に保有して大きく化けるのを待つつもりです。

なお、2020年の感染症の米国での感染拡大に住宅の着工件数に大きな影響が出る可能性があり、株価も一時的に大きく落ち込む可能性はあることには注意が必要です。

IT x 医療のHealth Catalyst

IT x 医療というとすぐに思い浮かぶのが製薬会社向けクラウドソフトウェアを提供しているVeeva Systemsですが、株価は過去5年で8倍近くになり時価総額も日本円で3兆円を超える巨大企業ですので、ここから容易に株価が10倍になるかというと難しいでしょう。

ただ、IT x 医療は大きな可能性を持った分野です。

これから世界各国で高齢化が進む以上医療費は相対的には増大していく傾向にしかありません。

そこで、Health Catalystです。

Health Catalystは米国での医療機関向けのデータ分析プラットフォームをクラウドベースで提供している会社です。

医療機関にあるデータをHealth Catalystのデータ分析プラットフォームで収集し、分析し、医療のプロセスを改善していくことができます。

また、今後医薬品も成果報酬型のものが登場していきますが、成果をきちんと測るためには当然医療機関内でデータがきちんと整備され分析できる必要がありますよね(参考:日経新聞2019年4月19日「成功報酬型とは 製薬会社が薬価提示、治療効果で判断」)

医療費が膨大に膨れ上がることが予想される異常、Health Catalystのようなデータ分析プラットフォームを使い、医療機関にある様々なデータを分析し、医療プロセスを評価し改善していくことがきっと必要になります。

私はここに大きな可能性を感じています。

Health Catalystのビジネス自体はまだ非常に小さいです。

2020年5月12日に発表した2020年Q1決算発表によると

  • 売上高:USD 45M YoY 28%増
  • 粗利益率:46%
  • 経常利益:USD 17Mの赤字
  • 営業キャッシュフロー:USD 17Mの赤字
  • 現金同等物:USD 60M + Short term investment USD 143M

となっています。

ただ、時価総額がまだUSD 1Bととても小さく、株価的には大きな飛躍の可能性を秘めています。

今回の感染症の拡大と景気対策で、各国政府の財政は極めて悪化するのが確実です。

そして、各国とも医療費を抑える方法を模索し、保険会社も医療費を抑制させる方向での投資はしていくはずです。

売上高成長率は高いとはいえ、Health Catalystの株価はまだ飛躍していませんが、近いうちにマーケットの注目を浴び大きく株価が跳ね上がる可能性があるんどえはないかと考えています。

まとめ

米国株テンバガー候補銘柄を紹介しました。

株価が大きく上がるためには現時点での時価総額が小さいことも重要ですので、時価総額がUSD 2B台の銘柄から選んでみました。

今までネット企業というとネット広告やオンラインショッピング会社が主な企業群でしたが、2020年以降はよりITを使って旧来のやり方、ビジネスモデルを大きく変える企業が躍進していきます。

  • 慢性病管理を変えるLivongo Healthcare
  • 住宅を変えるAlarm.com
  • データ分析で医療を変えるHealth Catalyst

等が代表例です。

米国市場ではこれからもどんどん新しいサブスクリプションサービスを提供する企業が飛び出してき、我々に大きな金儲けのチャンスを与えてくれるものでしょう。

2019年の米国株投資での大きな収益に満足せず、2020年も新たなテンバガー株を見つけ出し大きく金儲けをしていきましょう。

 

 

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