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家計を預かる主婦の方は、すこしでも家計の助けにしようとパートなどしているケースも多いのではないでしょうか。

普段の家事などで忙しくパートもそんなに入れない、けど追加収入も欲しい。

投資でも始めてみようかなと思う人もいるでしょう。

でも、家計のためにと投資を始めたものの損してしまって旦那さんに説明できない!ってことにならないようにしたいですよね。

今回は株式投資を20年以上やってトータルで買っている私が、初心者の主婦の方が新しく投資を始めるときに注意したことが良いこと、とおすすめポートフォリオをまとめて紹介します。

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無茶はせずリスクのとれる範囲でしか投資しない

時々為替が極端に変動した時などにFXで大損したといった体験談が出てきますよね。毎年こういうことはあります。2018年だとトルコリラショックによりトルコリラFXで大損したっていう人がいました。

主婦の方が投資を始める際に、まず注意し守らないといけないのは「無理をしない」ことです。株でもFXでもそうですが、どんな銘柄であっても価格は大きく変動します。

例えば、イオンのような安定していそうな内需株であっても2018年は

  • 3月:1745円
  • 11月:2723円
  • 12月末:2149円

と底値から高値までの変動率は50%を超えました。どんな投資をしていても価格は変動し含み損になることはあることを前提に理解した上で、リスクのとれる範囲でやりましょう。

私が考える初心者の主婦がやるべきではない投資は以下です。

  • 高金利通貨・新興国通貨のFX(トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソ等):スワップはもらえるかもしれませんが、為替が動いたときに大損する可能性があります。また、高スワップに気を取られて気が付かないかもしれませんが、高金利通貨は為替取引のコスト(スプレッド)が大きく高コストなのも避けたほうがいい理由です。
  • 資源国通貨(豪州ドル、ニュージーランドドル、カナダドル):原油など資源価格の動向によって大きく変動する可能性があります。資源国通貨がどうなるかなんて誰にも正確には予測できません。
  • レバレッジを掛けた取引:CFD、FX、日経平均先物等自分の資産の数倍の取引ができ効率的ではありますが、その分値動きが自分の想定と逆になったときのリスクが高いです。
  • 高配当日本株:今だと株の配当利回りが5%以上あるものは避けましょう。日産、SUBARU等自動車株といったリスクの多い銘柄が多いです。配当利回りが高すぎるのにも裏の理由があると見たほうがいいです。
  • マザーズ銘柄・東証第二部上場の小型株:小型株は株価が大きく変動するのと、取引高が低い場合があるので売りたいときに売れないリスクがあります。
  • 売買手数料のかかる投資信託、信託報酬が0.5%を超える投資信託:投資信託は良いとは思うのですが、取引コスト・運用コストが高いものが存在します。投資信託の場合でもなんでもそうですが、高コストだからといってリターンが高いわけではなく、両者の間に関係性は全くありません。シンプルに低コストの投資信託を使いましょう。100%勝てる投資はありませんが、売買手数料、信託報酬などのコストは確実に低いものを選ぶことができます。

一言でいうと、リスクの高いもの、コストの高いものは避けたほうがいいです。

投資方針・運用状況は家族で共有する

パートナーのほうが家計管理に全く関与していないケースもあるとは思いますが、投資は必ず損するものですので状況は随時シェアしておきましょう。コミュニケーションのきっかけになったりしますよ。

運用状況のシェアについては、マネーフォワードME等の家計簿アプリで資産状況を把握できるようにしておくと、アプリやWebで簡単に状況を共有できます。

投資方針については、きちんといったん決めて家族間でシェア、そして愚直に実行していくのがいいです。私の経験上、人間の判断力は全く当てになりませんが、熟慮した上で決めた投資方針は中期的に有効な場合が多かったです。

投資方針の例としては、以下のようなものです。

  • 株(ETF、投資信託含む):債券ETF:Jリートの比率を3:3:4で運用し、四半期毎にバランスを調整する(リバランス)。
  • 外国為替での運用はしない。
  • レバレッジを掛けた取引はしない。
  • 買値を20%下回った価格を損切ラインとし、機械的に損切りを実行。損切りが発生してから30日間は株の購入をしないが、リバランスのためのための売却は可能。
  • 生活防衛費を除いた金融資産のうち30%は現金で持つ。四半期が終わるタイミングで、リバランスと同時に現金比率の調整もする。
  • 生活防衛費として常に過去12カ月の平均生活費の3ヵ月分は現金で持つ。
  • 投資方針は2年ごとに見直す。

投資方針を事前に家族で共有しておけば、たとえ含み損や損失が出てしまったとしてもどちらか一方が悪いと攻め合いになることは避けられるでしょう。

お得な制度は貪欲に利用する

世の中には知っていれば誰でも簡単に利用できるお得な制度というものが存在します。逆に言うと、知らなければ制度分だけ損します。お得な制度は貪欲に利用していきましょう。

例えば、政府主導の制度で主婦の方々にもメリットがあるものだと

  • つみたてNISA
  • ジュニアNISA

は運用益について非課税で運用できる期間がありますので、税金分だけ確実にお得です。

また、毎月投資信託の積立をするのであれば、楽天証券で楽天クレジットカード決済を使って投資信託の積立をする場合、ポイント分だけ確実にお得です。投資信託なんてどこのネット証券で買っても同じなので、ポイント分だけお得になるのなら利用すべきでしょう。

基本は安定の内需株、優待株、米国投資信託、Jリートの組み合わせをおすすめ

ポートフォリオの選び方ですが、私のおすすめは

  • 運用:安定した内需株、優待株、米国投資信託、Jリートの組み合わせ
  • 毎月の積立:つみたてNISA(米国投資信託)

です。

安定した内需株というのは例えばJR東日本、小田急、東急、阪急阪神ホールディングス、東宝のような収益が非常に安定した株です。安定性ということでは鉄道株に勝るものはありません。収益が安定しているということは、収益の予測可能性も高いので、最初の投資やポートフォリオの主力部分の投資には向いています。

通信、電力、ガス、医薬品関係も安定していそうに見えますが、政策や資源価格、いやk品開発状況によって株価が大きく変動するリスクがあるので最初は避けたほうがいいでしょう。

優待株はイオン、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス、アダストリア、高島屋、三越伊勢丹ホールディングス等生活に役立つ株です。主力株ではないので最小単元の100株等で持つだけで十分です。

米国投資信託はつみたてNISA、ジュニアNISAでも使うものですが、楽天・全米株式インデックスファンドが一番コスパが良くおすすめです。世界経済の中心はアメリカですし、アメリカの大手企業は非常にグローバルに事業を展開していることを考えると、海外投資は楽天・全米株式インデックスファンド一本買っておけば十分です。

まとめ

株式投資を20年間やってきた経験からすると、投資は儲かります。ITバブル崩壊、同時多発テロ、リーマンショック、2018年の株価大変動を全て我が身で受け止めたうえでいいますが、投資はきちんとやれば儲かります。

主婦の方も投資をやることで家計の助けになるのです。ただし、損失は100%出ます。投資で利益が出るかどうかは確実にはわかりませんが、損することがあることは100%確実です。

主婦が投資を始めるときには、間違いなく投資をすれば損することがあることを自分で理解し、パートナーにも理解してもらいましょう。そのうえでリスクを最小限に抑えて中長期的な利益を出していくことが重要です。一時的に損は出しても結果負けなければいいのです。

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