イギリスのフィンテック会社Revolutがシンガポールと日本に上陸するようです。

イギリスではとてもポピュラーなサービスになっているようで、わくわくしますね。

今回はこのRevolutの日本でのサービス内容について考えてみました。

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Revolutのイギリス本国でのサービス

Revolutのサービスですが、イギリスでは以下のようなサービスが提供されています。

  • Revolutバーチャルカードと(申し込めば)物理的なカードの提供
  • ポンドとユーロの銀行口座
  • 150通貨での為替取引
  • Revolutカードを使っての現地ATMでの資金の引き出し
  • 24通貨での海外送金
  • 5つの仮想通貨への交換
  • プレミアム会員向けの海外旅行傷害保険

バーチャルカードではECでの決済、物理的なカードを使えば実際の国内外の店舗での決済ができるようですね。

Revolutの特徴

Revolutの特徴は、為替取引を基本的にインターバンクレートでできるというものです。

通常クレジットカードの場合インターバンクレートにクレジットカード会社の手数料が上乗せされた為替レートが使われますが、Revolutの場合その上乗せ分がありません。例えば、JCBカードの場合、公式ページに「海外でのご利用に関わる事務処理コスト1.60%を換算日の基準レートにプラスして、日本円に換算します。」という記載がありますが、Revolutで海外で支払った場合 JCBでの支払い時に比べて1.6%必ずお得になるわけです。

タイバーツ、ロシアルーブル、ウクライナフリヴニャ、トルコリラは例外でRevolutでも1%のマークアップがされますが、それでもJCBの1.6%よりは安いです。

海外での支払いだけでなく海外送金についても、スタンダード口座で5,000ポンドまではインターバンクレートが適用され、それを越える部分については0.5%の手数料が上乗せされます。

0.5%インターバンクレートに上乗せされていたとしても、既存の銀行に比べれば安いです。

為替取引に関して革命的なコスト削減が実現できるといっても過言ではないでしょう。

Revolutの日本上陸によって変わること

上乗せコストゼロで海外ATMで引き出せる

海外出張などで海外に行くときは、外国の通貨を入手するために日本や海外の両替所で両替したり、クレジットカードの海外キャッシングで資金をおろしたりしていました。

JCBカードの場合、海外キャッシングの際には事務処理コスト1..6%はかかりませんが、融資利率で金利がかかってきます。金利自体は大した金額ではないとしても、Revolutを使えば金利も掛からずインターバンクレートで引き出せますのでこちらの方がお得です。

上乗せコスト無しに海外でのカード支払いができる

海外での支払いの際はクレジットカードでの支払いがメインになり、この場合は事務処理コストの名目で上乗せされたレートで支払うことになりますが、Revolutの場合この上乗せコストがありません。

例えば、海外出張に行って10万円分をクレジットカードで支払ったとすると、クレジットカード会社の事務処理コストが1,600円かかってしまいます。これをRevolutに変えれば、事務処理コストがゼロになるのです。頻繁に海外に行ったりする人にとっては大きな差になります。

Revolut Japanの日本でのサービス予想

Revolut Japanの日本でのサービス内容ですが、損保ジャパン日本興亜のプレスリリースにそのヒントが書かれています。(損保ジャパン日本興亜、2018年10月16日「「Revolut Technologies Japan」との損害保険サービス提供開始について 」)

このRevolut Japanの概要というところに「基本的なサービスはRevolutに同じとなる予定」と記載があり、またRevolutプレミアム会員の会費は月額1,000円になる予定と記載があります。

ここから、Revolutの日本での展開は以下のようなものになるのではないかと予想します。

Revolut Japanのアカウント種別はスタンダードとプレミアムの二種類

イギリスでは、スタンダード、プレミアムに加えてメタルというアカウント種別もあるのですが、日本ではスタンダード、プレミアムの二種類でスタートするでしょう。

スタンダードの口座維持手数料は無料。

プレミアムは、損保ジャパン日本興亜のプレスリリースに言及のあるように、月額1,000円(+税)です。

スタンダード口座のサービス内容

Revolut Japanは既に資金移動事業者の登録は済んでいます。登録番号:関東財務局長
第00060号、登録年月日:平成30年7月26日。ただし、これは銀行のライセンスではありません。このことからイギリスとは違い、「銀行口座」サービスは提供できません。

銀行口座サービスを除いた、

  • Revolutカード、バーチャルカードの発行。もしかしたら物理的なカードの発行には500円くらい手数料がかかるかもしれません。
  • 150通貨での決済サービス
  • 24通貨での75万円までのインターバンクレートでの海外送金(75万円というのは、6000ユーロを円換算したものです)。月75万円を越える部分については0.5%の手数料が適用される。
  • 海外での月25,000円までの海外引き出し手数料無料

といったサービスが提供されると思います。

プレミアム口座でのサービス内容

Revolut Japanのプレミアム口座では、月額1,000円を支払うことで以下のサービスを受けられることができると予想します。

  • Revolutカード、バーチャルカード、バーチャルディスポーザルカードの発行。
  • 損保ジャパン日本興亜の海外旅行傷害保険(一回の旅行につき最長90日間)
  • 航空機遅延保険
  • 150通貨での決済サービス
  • 24通貨でのインターバンクレートでの海外送金(送金金額無制限)
  • 海外での月50,000円までの海外引き出し手数料無料
  • 5つの仮想通貨への交換サービス

Revolutでメリットを受けられる人

Revolutは海外での利用と海外送金に関して、従来の銀行やクレジットカードでの送金・決済サービスに比べて大きなコスト削減ができます。海外出張に頻繁に行く人は、海外での使用時に常時1.6%のコスト削減ができるわけですから大きな差です(JCBの場合)。

海外の金融機関との取引が多く、頻繁に海外送金をする人も送金コストの削減で大きなメリットがあるでしょう。毎月1回でも海外送金をするのであれば、プレミアム会員の月額1,000円を払ったとしてもコスト削減ができるでしょう。

海外出張者が多い会社は、法人会員になって出張者にカードを渡しておいて使ってもらうのもいいかもしれませんね。

まとめ

イギリスのFintec会社Revolutが日本に上陸するとのことで、Revolutとはなにか、また日本でのサービス内容はどのようなものになるのかを考えてみました。

まだRevolutから具体的な発表はないので推測にすぎませんが、海外での利用については大きなコスト削減効果があることは間違いないでしょう。

私個人としては、シンガポールの銀行から日本の銀行口座、米国の証券口座への海外送金に大いに活用したいですし、海外旅行・海外出張時にも活用するつもりです。

いまから大いに楽しみです。サービス内容がまだわからないので適宜情報を収取していきたいと思います。

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