老後資金の不足が大きな話題となっています。

私は基本的には超低コストの米国株式インデックスファンドの積み立てを超長期で実施することによって老後資金を作ることをおすすめしているのですが、扶養家族がいる方は別の観点も必要です。

すなわち、「あなたに万が一があった場合、いま扶養されているご家族の生活が安定して送れるかどうか」という安全・安心の観点です。

超低コストの米国株式インデックスファンドは超長期で大きな成果を産むと思いますが、運用が軌道に乗るまでかなり時間がかかります。

例えば、月5万円楽天・全米株式インデックス・ファンドに積み立て投資し、運用利回りが7%だとして

  • 3年後は357万円
  • 10年後でも865万円

にしかなりません。

この計算は運用利回りがずっと安定して7%だったという仮定に基づいていますが、実際のところ米国の株価指数は大きく動きます。

短期間で見ると大きく含み損になる場合もあります。

ポートフォリオが大きく含み損になっているときに、もし万が一あなたに何かがあった場合、あなたは扶養家族を守れますか?

今回は、扶養家族がいる投資初心者が家族を守りつつ将来に備える方法について紹介します。

本記事の対象と読んで得られること
    • 対象:扶養家族がいる投資初心者で、老後資金の作り方を悩んでいる人
    • 得られること:扶養家族持ちの初心者に個人年金がおすすめな理由がわかります。
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扶養家族がいて資産が少ないならまずは家族の安心・安全を最優先すべき

独身の個人が老後資金を考える場合は、自分が生活する分の資金だけを考えれば良いですよね。

仮に自分が死んだとしても、独身なのですから家族はお金に困りません。

年金をきちんと納めていれば、仮にあなたが怪我や病気で働けなくなったとしても障害基礎年金や障害厚生年金を受け取れるので安心です。

独身であれば生命保険も加入する必要もあまりないので、生命保険料を払うくらいならその分を超低コストの米国株式インデックスファンドにつぎ込んだほうがいいです。

でも、扶養家族がいる場合は全く状況が異なり、独身の個人と同じ方法で老後資金を準備するのはおすすめしません。

なぜならあなたには守るものがあるからです。

扶養家族がいて資産が少ない場合は、まず家族の安心を実現しその後に本格的な投資をするのがおすすめです。

あなたの老後資金の心配より、家族の安心のほうが優先です

家族の安心を考えずに、超低コストの米国株式インデックスファンドの積立投資をした場合、月5万円を積立て年7%の運用利回りで回したとしても15年で1,500万円程度にしかなりません。

そこから福利で大きく増えていくので心配しなくて良いのですが、お子様が小さい場合あなたに万が一があったらこの程度のお金では全然足りません。

お子様が大きくなれば奨学金でなんとかすることは十分できますが、お子さまの年令が小さいうちはお子様ご自身ではどうしようもないのですから、そこはあなたがちゃんと考えるべきです。

実は、お子様が小さいうちにあなたに万が一があった場合の対策と老後資金対策を一挙に解決する方法があります

資産の少ない投資初心者は個人年金から始めることがよい

あなたに万が一があったときの安全・安心対策と老後資金対策を一挙に解決する方法は個人年金です

個人年金は、毎月個人年金保険料を払うと年金支払開始日が来たら定期的に年金として受け取れる保険商品です。

これによりご家族の安心・安全が得られるのは、

  • あなたが万が一高度障害状態・身体障害状態になった場合は以後の保険料支払いは不要で、年金支払開始日になれば年金としてもらえる。
  • あなたが万が一年金支払開始日より前に死亡した場合は、払った保険料は死亡給付金としてご家族が受け取れる

からです。

さらに、サラリーマンの場合は年末調整により個人年金保険料控除が受けられ、所得税が減る可能性もあります。

お子様が小さいうちはあなたに万が一があった場合のお子様の将来計画への影響が大きいので、個人年金はおすすめです。

収入が増えたらつみたてNISA、iDecoを追加するのがおすすめ

もっとも個人年金保険ですべての老後資金を賄う必要はありません。

収入が大きくなくお子様が小さいうちは個人年金保険をメインにし、収入が増えてきて投資の余裕が出てきたらぜひつみたてNISAやiDecoにも取り組むことをオススメします。

iDecoの所得控除と個人年金の個人年金保険料控除は併用することができますので、組み合わせれば毎年の所得税支払いが減り、あなたの手取り収入が増えますよ。

税制控除で手取りが増えれば、お子様と旅行に行くなど家族サービスにお金も使えますね。

また、つみたてNISAの非課税運用も個人年金、iDecoと共存が可能です。

税制上有利なものはトコトンまで利用するのが、令和時代の賢い老後資金の準備法です。

個人年金+つみたてNISA+iDecoを最大限活用すれば、通常の場合十分な老後資金を作ることができます。

個人年金保険については専門のライフプランナーのアドバイスを受けたほうが良い

扶養家族がいる投資初心者が老後資金を準備する場合、個人年金保険から始めるのが良いことを説明しました。

何よりも家族の安心・安全をまず考えましょう。

個人年金保険のような若干複雑な商品の場合は、私でも専門家のアドバイスを受けます。

株や投資信託を買う場合は、専門家のアドバイスは全く必要がないです。

何を買えばいいかというと、超低コストの米国株式インデックスファンドか優良米国株を最大10銘柄くらいでいいからです。

個人年金保険の場合は、あなた自身の年齢や経済状態、ご家族の状況などによっても、適切な個人年金保険は異なってきます。

私は投資においては「楽天・全米株式インデックス・ファンドに超長期で積立投資をするのが誰にとっても最適解だ」と言っているわけですが、個人年金保険については万人にとっての最適解というのはありません

きちんと保険会社のライフプランナーと相談して「何があなたとご家族にとって最適な個人年金保険なのか」をきちんと算出して契約することが重要です。

まとめ

扶養家族がいて資産がまだ少ない投資初心者が老後資金を準備する場合は、個人年金保険から始めるとよいことを紹介しました。

もちろん、個人年金保険だけで老後資金を作るべきと言っているのではなく、最終的にはつみたてNISAやiDecoと組み合わせてもっとも税制上有利な運用を目指すべきです。

株式投資では万人にとっての最適解があると自信を持って言えますが、個人年金保険は基本的にはあなたとご家族の状況によって最適解は違いますし、状況が変われば適時個人年金保険の内容も見直していったほうがいいでしょう。

このためぜひライフプランナーとよく相談して決めてください。

ライフプランナーとの相談自体は無料でできますし、個人年金保険に加入しないといけないということもありませんので、気軽に相談してみてください。

これは家族の問題なので、あなただけで決めるのではなく奥様と一緒に相談に行くのがとてもおすすめですよ。

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