投資で成功するには元手となるタネ銭が必要ですが、どうやって作ったらいいと思いますか?
残念ながら日本の若手サラリーマンは給料が高くないので、コツコツ貯金しても大して貯まりません。
もっと一気にタネ銭を貯める方法はないのでしょうか?
今回は私の経験も踏まえて、普通の若者が大きな額の投資のタネ銭を作る方法について説明します。
目次
産油国に出稼ぎに行ってタネ銭を稼ぐ
私が思うに若者が一番安全にタネ銭を貯める方法は、石油工学を学んで産油国で働くことです。
産油国で働く方法としては、石油工学やプラント関連のエンジニアが一番需要がありますね。
産油国だとインド人、パキスタン人、フィリピン人などに加えて、欧米人のエンジニアも大量に働いていますよ。
あなたもそこに加わるのです。
産油国で働くと、
- 給料が高い
- 税金がゼロかめちゃくちゃ低い
- 採掘プラント周辺には全く何もなく、お金を使うことがないのでほとんど支出がない
という3つのメリットがあります。
何のために欧米人のエンジニアが産油国に出稼ぎに行っているのだと思いますか?
給料が良いからですよ。
最近世の中ではプログラマーが稼げるなどという話が流行していますが、エンジニアが産油国で働いたほうがお金を貯めることができますよ。
なかなか仕事を得るハードルは高いとは思いますが、以下のような石油会社が世界中の若者を募集しています。
- Saudi Aramco
- Qatar Petroleum
- Kuwait National Petroleum
これは冗談ではなくて、現実に存在する職業の選択肢です。
日本のエンジニアリング会社に入社し、海外で働いてタネ銭を稼ぐ
Saudi Aramco等産油国の国営石油会社の仕事を見つけるには、欧米の超一流の石油工学やエンジニアリングの大学院(Stanford University, Mster of Science Petrochemical Engineering等)を出てツテで仕事を探すのが一番だとは思います。
ただ、少し難易度が高いかもしれません。
日本の大学で学んでいる若者の場合、どうしたらいいのでしょうか。
非常に幸運なことに日本には世界有数のエンジニアリング会社があります。
具体的に言うと、日揮、千代田化工建設、東洋エンジニアリングといったところです。
これらのエンジニアリング会社経由でアルジェリア、ナイジェリア、サウジアラビアなど海外で働くのもいいと思います。
がっつり2-3年の任期が終わる頃には、タネ銭が貯まっているはずです。
ハードシップ手当を求めてできるだけ世間で危なそうと思われている場所を希望するのが良いでしょう。
石油会社か商社勤務して海外の僻地に駐在してタネ銭を稼ぐ
日揮や千代田化工建設は基本的はエンジニアが採用の中心です。
文系採用もあるにはあるでしょうが、非常に狭き門でしょう。
日揮も千代田化工建設も世界的な超一流のエンジニアリング会社ですからね。
文系の大学で勉強している人はどうすればよいのでしょうか?
文系の勉強をしている人は、海外で資源開発をしている石油会社か資源開発を重視している商社に入って、海外の僻地を目指しましょう。
例えば、石油資源開発はイラク、サハリン等で資源開発をしていますし、国際資源開発帝石はオーストラリア・東ティモール沖でイクシスLNGプロジェクトという超巨大プロジェクトを行っています。
商社だと三菱商事や三井物産が資源開発に力を入れています。
海外駐在というと欧米やシンガポールを希望する人が多いと思いますが、タネ銭を貯めるという観点ではこの選択は大きな間違いです。
海外駐在では「できるだけ僻地に行って稼ぐ」のが基本戦略です。
何故なら海外の僻地のほうがハードシップ手当が高く、基本的には物価が安いからお金が貯まりやすいためです。
若い頃に海外の僻地で働くと人生が豊かになる
若い頃なので日本で遊びたいと思うかもしれませんが、若い頃だからこそ海外の僻地で働くべきです。
これは
- 投資のタネ銭が貯めやすいというメリットに加えて、
- 人生が豊かになるいろいろな経験ができるというメリットがある
からです。
感受性が豊かなフレッシュなうちに、日本とは全く違う世界に住んでいろいろな経験をすることで、面白い発想もできるようになります。
また、単に話のネタとしても面白いですよ。
子供に「パパは若い頃モザンビークの洋上LNGプラントで働いていたんだ」っていうと、「パパ すごーい!!」ってきっと尊敬されます。
あなたが今海外の僻地(ナイジェリアの石油プラントとか)で働くことは嫌だなあと思っているかもしれませんが、後で振り返るといい思い出になりますよ。
普通の若者がお金持ちになる基本戦略
日本の大学に通う普通の若者がお金持ちになる基本戦略をまとめましょう。
- 大学時代に英語に加えてフランス語、アラビア語を習得しておく(フランス語圏のアフリカか、ないしアラブ地域で働きやすいように)。
- 海外プロジェクトに力を入れている日本のエンジニアリング会社か資源開発会社、商社に入社する。
- 海外の僻地に行きたいと言い続ける。
- ナイジェリアなどできるだけ危なそうなところに駐在する。
- ハードシップ手当などでがっつりタネ銭を作る。
- 米国の急成長企業に投資する。
- 株で大儲けする。
- 株で儲けた分をリートか債券ETFに投資する。
- リートか債券ETFの配当を株に再投資する。
あとは6〜9のループを繰り返せば自然にお金は増えていきます。
これで普通の能力の若者でもほぼ確実にお金持ちになれます。
まとめ
普通の若者が投資のタネ銭を貯める方法について書きました。
最後は補足として普通の若者がお金持ちになるための一つの筋道を紹介しました。
私の実体験から感じることですが、普通の若者が投資のためのタネ銭を貯めるには大企業の仕事で海外の僻地で働くのが一番早いです。
ハードシップ手当・危険地手当、出張手当、駐在手当などは日数ないし月に対して固定的に支払われますので、能力とか実績とか関係ないですから。
そこにいればもらえるお金です。
すごく能力のある人は学生時代に起業するなりプログラミングでフリーランスで稼ぐなりすればよいのですが、それができない人でも大企業で海外の僻地で働けば、驚くほどお金が貯まりますよ。
なお、最後に注意事項ですが、歴史と伝統のある大企業でない場合手当の金額が低い可能性があるので、本記事の戦略を取るのであれば、事前にきちんと海外手当をリサーチをした上で大企業に入社し海外の僻地で働きましょう。