LINEがLINE家計簿という家計簿アプリをリリースしました。

2018年12月4日~2018年12月24日の間「必ず500ポイントもらえる!LINE Pay連携キャンペーン開始」というキャンペーンをやっていたのでポイントをもらうために使ってみました。

ついでにLINE家計簿と私が良く使う金融機関を連携してみたのですが、現時点ではかなり連携に問題があるのがわかったので問題点を説明します。
なお、私はマネーフォワードMEユーザーですので、今回はそれとの比較の観点で説明します。マネーフォワードは気に入って使っているので、評価上バイアスがかかっているかもしれませんが、そこはご容赦ください。

本記事の対象と読んで得られること
    • 対象:LINE家計簿で家計簿アプリの利用を始めようと思っている人
    • 得られること:LINE家計簿利用上の注意点がわかる

なお、この記事での評価・感想は2018年12月22日時点でのものです。LINE家計簿アプリは日々更新されていくと思いますので、将来的には変わる可能性はあります。

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LINE家計簿と連携可能な金融機関

LINE家計簿は立ち上げ当初にしては連携可能な金融機関がおおよそ大手はカバーしています。この点は評価できますね。

LINE家計簿アプリで連携可能な金融機関を検索する限り

銀行:

  • 住信SBIネット銀行
    新生銀行
    楽天銀行
    イオン銀行
    じぶん銀行

と主要なネット銀行はカバーしています。
唯一GMOあおぞらネット銀行だけは連携対応していませんでした。GMOあおぞらネット銀行は2018年に開業したばかりですのでしょうがありませんね。

証券会社:

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
  • GMOクリック証券
  • カブドットコム証券
  • 松井証券

と大手ネット証券はカバーしています。ただ、DMM証券は連携対応していませんでした。
DMM証券はメジャーな証券会社とはいいがたく、殆どの場合、上述のネット証券を使っているでしょうから、これも大きな問題ではありません。

LINE家計簿と金融機関を連携させてみた感想

今回私がLINE家計簿と連携を試してみた金融機関は、SBI証券、住信SBIネット証券、楽天証券、GMOクリック証券、JCBカード、楽天カードです。ただし、なぜか楽天証券と楽天カードはID、パスワードともに正しいにもかかわらず連携ができなかったので評価対象から外します。

SBI証券

SBI証券では、「預り金」「国内投資信託」「国内株式」の3項目のデータを取り込むことができました。個別銘柄の損益状況は見えるのですが、「評価損益合計」は0円と表示されていて全体での損益状況は見えません。

家計簿アプリでは全体として資産が幾らあるのかを確認できればよく、評価損益状況を見る必要はないのでこの項目は要りません。また、私はSBI証券で少額の香港株を保有しているのですが、外国株の保有状況も見られません。

LINE家計簿では、SBI証券から取り込むデータで外国株の保有状況がわからず全体の資産が把握できないので資産管理用途では使いづらいです。

カブドットコム証券

私はカブドットコム証券で特定口座と一般口座の両方で運用しているのですが、特定口座、一般口座、預り金をまとめて「評価額合計」で表示してしまっています。
せめて特定口座、一般口座、預り金の内訳は表示してくれないと資産状況がわかりません。これもLINE家計簿での表示の仕方が十分ではないですね。

GMOクリック証券

GMOクリック証券に関して表示されるのは「預り金」「国内株式」の2つです。
私はGMOあおぞら銀行の証券コネクト口座を使っているので、実際には現金部分はGMOあおぞら銀行に移っているのですが、LINE家計簿のアプリ上は預り金0、国内株式の合計欄に証券コネクト口座残高が表示されています。
国内株式の合計金額は表示されません。せめて国内株式の資産総額は表示してもらえないと使い物になりません。

住信SBIネット銀行

私の場合、住信SBIネット銀行には代表口座として円、米ドル、香港ドルの3つ、SBIハイブリッド預金、目的別口座があります。
今回LINE家計簿と住信SBIネット銀行を連携させて取り込むことができたのは、代表口座の円普通預金だけでした。
外貨預金口座、SBIハイブリッド預金、目的別口座のデータはLINE家計簿では表示されません。
これではいまいくら持っているのかを把握することができません。
比較対象のマネーフォワードでは住信SBIネット銀行の口座内訳まできちんと表示されます。

まとめ:LINE家計簿は資産管理アプリとしてはまだ使いづらい

私はLINE Payユーザーでとても気に入っていたので、LINEが家計簿アプリをリリースすると知ってとても期待していました。
「もしかしたらマネーフォワードMEから移行できるのかもしれない!」
とも思ったのですが、正直がっかりです。

マネーフォワードとは比較するのもはばかれるくらいLINE家計簿の金融機関との連携のレベルが低いです。

家計簿アプリと金融機関を連携させる目的は、
「一つのアプリから自分が保有している金融機関の状況と総額を把握すること」
にあります。
現状のLINE家計簿の連携ではこの目的を全く達成することができません。

また、「LINE家計簿では一つの代表口座のデータしか表示されない」のが現状最大の問題点です。

銀行や証券会社の中には代表口座に紐づいて複数の子口座が存在します(いわゆる目的別口座)。
現在の家計管理では一つの銀行の中で、子口座をきちんと分けて管理することで家計管理能力を向上させる方法をとる場合が多いでしょう。
家計簿アプリもそれらすべての子口座をきちんとすべて把握できるものでなくては意味がありません。
LINE家計簿はこの点で使えません。まだまだ改善の余地が非常にあるアプリです。

結論としては、たとえ家計簿アプリの初心者であってもLINE家計簿は現時点ではおすすめできません。
すなおに長年の歴史で使い勝手が改善されてきたマネーフォワードMEを使うことをおすすめします。
マネーフォワードMEの既存ユーザーの皆さんにはLINE家計簿に移行するメリットは何もありません。
マネーフォワードMEを継続利用することをおすすめします。

ただし、この情報はあくまで2018年12月22日時点での情報です。

LINEのことですから、LINE家計簿アプリをどんどん改善するでしょう。今後に期待します!

なお、同じLINEのサービスでもLINE Payはとてもおすすめですす。
以下の記事でおすすめのポイントを紹介していますので参考にしてみてください。

また、家計簿アプリについては、マネーフォワードMEについて以下で紹介していますので、あわせてどうぞ。

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