あなたは配当株をどんな基準で選んでいますか?

私自身の過去の高配当株への投資の失敗と配当性向ランキングのメンテナンスを通じて、長期保有のための配当株の選び方として3つの基準があるという考えに至りましたので、紹介します。

高配当株は、配当利回りだけにつられて投資すると思わぬところで株価が下落して配当以上に損することもありますので、慎重に選ぶことが必要ですよ。

本記事の対象と読んで得られること
    • 対象:配当金投資をやっている投資家、やってみたい投資家
    • 得られること:配当株の銘柄の選び方、探し方についての3つの基準がわかる
スポンサーリンク

GMOクリック証券

配当株を選ぶ基準:配当性向40%以下

本ブログで掲げる基準の一番目は配当性向40%以下です。

ここでいう配当性向は、配当支払総額 / 連結当期利益で計算したものです。

株主還元を自社株買いでやる会社もあると思います。

自社株買いを含めた株主還元性向が40%を超えてもよいのですが、配当性向は40%以下が望ましいです。

できれば配当性向30%以下が良いとは思うのですが、そうなると銘柄が少なすぎて選べなくなるので配当性向40%以下と設定しました。

配当性向が低いほうが良い理由は、税金面で考えると配当には課税が発生するので運用パフォーマンス上かならずしも最適なものでもないためです。

配当をもらったら嬉しいのは嬉しいですが、約20%の税金を払わないといけません。

仮に配当を事業成長に投資して株価が上がったとすると、株の含み益には課税されない分、配当より内部投資のほうが資金効率としては良いですよね。

投資で考えると配当性向は低ければ低いほどいいですし、株価が上がるのであれば無配当が一番いいです。

とはいえ、配当金をもらうと生活が楽になるので個人投資家としては配当金をもらいたい。

この微妙なバランスを考慮した結果、配当性向40%以下という基準を付けました。

配当性向40%を超える配当を払っている企業には、

もっと内部での成長投資をしてくれ

といいたいです。

配当性向が高すぎる会社は、私の目には、「自分の会社には事業成長の機会がありませんよ」と言っているように見えてしまいます。

長期保有をするためには、事業の成長可能性がある企業に投資することが必須なので、あまりにも配当性向が高い会社は避けたほうが良いというのが本ブログの考えです。

なお、配当性向については以下のランキングをご参照ください。

配当株を選ぶ基準:事業内容がシンプルで強い

本ブログで掲げる基準の二番目は事業内容がシンプルで強いです。

長期保有をするためには、投資家個人で事業内容を理解し、きちんとリスクを判断できることが必要です。

自分が理解できないものに長期で大切な資産を託すことはできません。

配当株は基本的に大手企業ですからある程度多角化はしていると思いますが、少なくとも本業が明確でシンプルであることが条件です。

これは難しく考える必要はなく、

〇〇といえば、☓☓

と一言でイメージできればOKです。

テンバガー銘柄の選び方でも同様に書いたのですが、シンプルな理解できるものに投資しましょう。

経営陣、スタッフ、投資家みんなが簡単に理解できる事業は強いはずです。

なぜなら、人は自分が理解できないものに労力を注力することは難しいからです。

経営陣も事業内容を把握していればきちんとマネジメントできるでしょうし、スタッフも自分の仕事内容をきちんと理解して質の高い効率的な仕事ができます。

その結果として、長期的に利益を出し、投資家も配当を受け取り続けられる、こんな美しい循環が期待できます。

事業内容がシンプルな会社に投資しましょう。

事業が強いかどうかも自分自身で強いと感じるかどうかで決めてしまってOKです。

おすすめは、この会社の事業は強いなあとすぐに直感的に分かるものしか投資しないことです。

強いかどうかわからないのであれば、今のあなたには向いていない投資先です。

世の中には投資先はいくらでもあるのですから、直感的にシンプルで強いことがわからない会社を時間を使って調べる必要はありませんよ。

配当株を選ぶ基準:企業が誠実である

本ブログで掲げる基準の三番目は企業が誠実であるです。

これは社会的責任を果たせとか環境に配慮した事業をやれとかいうことではないです。

私自身たばこは大嫌いですが、たばこ会社には投資していてそれを中止するつもりもありません。

もっとスタッフや企業のコンプライアンスに関わることです。

近年自動車会社が品質検査不正をし続けてきましたよね。

検査については社内ルールはあるでしょうし、社内監査も当然あるでしょうが、検査不正が起こり続けてきました。

同じ会社で何度も何度もです。

こういう企業は誠実ではないと思います。

そして、こういう誠実でない会社は長期的には何らかの致命的なミスを犯して、株主価値を毀損する可能性があるというのが本ブログの考えです。

会社にはいろいろな人がいるのですから、検査不正が一回くらいはあるでしょう。

そこから大きく改善できるなら誠実な対応をしたということで問題はないのですが、同じ問題を繰り返す会社は誠実でなく信頼ができません。

長期保有のための配当株としては信頼できない会社には投資できません。

企業が誠実かどうかを判断する定量的な基準もありませんが、あなたのフィーリングで判断してOKです。

「この会社は信頼できない」と感じたら、投資はやめておきましょう。

まとめ

長期保有のための配当株を選ぶ3つの基準を紹介してきました。

まとめると以下のようになります。

    • 配当性向が40%以下(自社株買いでの還元は除く)
    • 事業がシンプルで強い(直感で判断してOK)
    • 企業が誠実である(フィーリングで判断してOK)

直感に頼りすぎじゃん

と思うかもしれませんが、このくらいの感覚で投資していてもなんとか成果はあげられますよ(ソースは私自身)。

直感的ではあるのですが、私の過去の配当株投資の失敗から導き出した基準です。

あなたが私と同じ失敗を繰り返さず、配当株投資で長期的に継続的な利益をあげられるために作った3つの基準ですので、ぜひ活用してみてください。

 

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう